先日、県外から飛び込みで大工道具を売りに来る
金物問屋さんが現場に来た
以前 義理父の仕事場にも来た おっちゃん
普通に売ってる 釘や金物は どーでもよかったが
在銘は知ってたが 実物は初めて見る 刃物もあり
ヨダレは出たが 突然来ても とても買えない
というより 使いこなせそうもない
それよりなにより 9分の鑿(のみ)1丁で事足りてる自分には
全く 必要無い
おっちゃんとの世間話のなかでの勝手な解釈では
その昔は 県外に飛び込みで売り廻っても
かなり利益はあったようだが 今は イマイチらしい?
もちろん 売れ筋商品も変わってきたようだが・・・
でも おっちゃん こんな分譲地みたいなとこにきて
立派な物売りあるいても 多分 売れないよ
自分のイメージだけど 畑のど真ん中に ドンと建ててる
入母屋の現場にでも行けば こんな感じで 売れるんじゃない?
(親)←親方 (若)←若い衆 (金)←金物屋さん
(金) 「こんにちは ○○金物ですが 結構もって来てますが いかがですか」
(親) どれどれ
ちなみに親方 刃物にはうるさいが電動工具は買っても説明書は読まず若衆に使い方を聞いたりする 現場BGMは AM1242
(金) 「こっちがこ~で これがあ~で こ~で・・・」
(親) 「おい カズ マコト チョットこい」
カズとマコトは仮想名
(若) 「おォ~すごッ」
なんて見てますが 「チョットこい」と言われたからには 期待
もちろん親方 人と物を見る目は ピカイチで銘の入ってる刃物を ガン見
(親) 「これ なかなか いいなぁ お前ら これ使ってみろ」
と期待を裏切らない一言
ズボンのポケットから分厚い財布
もちろん2つ折れではなくセンスのない蛇柄の長財布
(金) 「毎度です またお願いします」
(若) 「親方 ありがとうございます!」
(親) 「おォ」 と 一言 自分の物は買わず 先に作業に戻る・・・
※この業種の方は解ると思うが 親方は若衆には新しく良い物を与えるが自分は・・・
そんな 親方の背中に憧れもちろん仕事にも
俺もいつか あぁ なりたい と 改めて思う 若い衆
カズとマコトは兄弟弟子で仲間ではあるがライバルでもある
そんな2人は 親方の仕事を横目で盗みながら 汗水流す毎日
叩かれたって 怒鳴られたって 絶対 負けない
俺もいつかは 親方に認められ 一人前になってやる !
もちろん 分厚い 蛇柄の長財布も夢見てる。。。
みたいな
でも 時代は変わった そうな もちろん例外はあります
この寒いのに Tシャツ1枚で 熱くなってる大工さん
頑張って稼いでるようだが たいして金は 持ってない。
一通りの そこそこの刃物は持ってても 出番は少なく
電動工具には 病気のように拘り 頼りぱなしのくせに
失敗すると 道具のせいにしたりする
儲からない理由を 世の中や ハウスメーカーのせいにして
自分に足りない 無いものネダリは尽きないが
出来る事や あるものへの感謝は かなり 薄い。。。
見えなくなる こだわり下地作業が自慢だが
誰も気付いてくれないので ブログでアピール発散し
「自己満ですね」 とコメント頂き 今日も1日が 終了・・・
夢も希望も憧れみたいなものも あまりない
アベノミクスだか何だかっていう 世の中に なったそうな
めでたし メデタシ
て いうか 最後のほう
俺じゃぁねェーか! 自爆