皮膚炎を解決した中年おじんの体験記 -48ページ目

アトピー患者の入浴時の注意点

アトピー治療中の入浴で気をつける事は、他にもあります。

入浴剤に関しても、注意しておかなくてはなりません。

入浴剤には
塩化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等が入っているものが多いですが、これはアトピーにはマイナスに働きかねない成分です。


アトピー患者の入浴の際には、入浴剤の使用は極力控えた方が良いでしょう。

アトピー治療中の場合、
入浴剤の代わりに、アロマオイルの使用が推奨されています。

2~3滴ほど垂らして入浴すると、リラックスした状態で入浴でき、気分添加の効果もあります。
状況の改善を図る事ができます。

水とアトピー効果の動画を見つけました!

水とアトピー性皮膚炎

アトピー患者の入浴法

お風呂は、アトピー患者にとっては鬼門とも言えるものです。

というのも、
お風呂に入る事で一時的にアトピー性皮膚炎の症状が悪化する可能性があるからです。

炎症は、暖める事で状態が改善されるケースも稀にありますが、その多くは悪化すると言われています。

その為、
お風呂に入るとアトピーにより炎症を起こした肌がさらにその炎症を拡大させてしまう恐れがあるのです。

アトピー治療を行っている人は、入浴する際にはまず温度調整をしっかりとしておく必要があります。

通常、
入浴する際に適したお湯の温度は40~43度と言われています。

ただ、
アトピー患者の場合はこれより2~5度ほど下げなければ、炎症が悪化する可能性があります。

すなわち、
大体体温と同じくらいというのが好ましいようです。

子供の場合は、さらに1~2度ほど下げても良いでしょう。

ぬるま湯よりさらに温度を落とし、ほとんど熱さを感じないくらいのお湯で入浴するのが好ましいと思われます。


十分気をつけましょう!



                          <関係記事は次につづく>


温泉療法は本当に効果はあるのか?

温泉療法には、
アトピー治療は、根本的な原因の除去というのがかなり難しく、症状の緩和を中心に行われるのが通常です。


そしてアトピーの症状というと、かゆさに尽きます。
このかゆさは、実は暖めてしまうと悪化する可能性があるのです。

アトピー持ちの子供をお風呂に入れると急に泣き出した、という経験をした事がある親御さんは大勢いるかと思いますが、これは熱によってかゆみが悪化したからです。

実際、
長時間肌を温めると、アトピーの症状は悪化し、皮膚が真っ赤になって湿疹が出るケースは少なくありません。

こういった事を考えると、温泉による治療はあまり有効ではない事がわかります。

湯治というと、
民間療法において最も汎用性の高い治療という印象が強いですが、

皮膚炎、特にアトピーに関しては逆効果になる可能性があります。

なるべく控えた方が良いかもしれません。

ただ、草津温泉での効果も耳にしていますが・・・・これも人により効果が異なるのか? 不明です。

草津温泉でのアトピー効果の動画を見つけました!

草津温泉 アトピーが治る