鬼嫁・鬼息子・鬼孫(笑) 高齢の親とストレスの対処法2  | スピリチュアルを日常に活かせるハイブリッド・メンタルセラピスト養成 斎藤さちよのブログ 人のお役に立ちたい・生涯輝きたいあなたへ

鬼嫁・鬼息子・鬼孫(笑) 高齢の親とストレスの対処法2 

おはようございます。
メンタルエステスクール代表の斎藤さちよです。
 
 
同居の義父 1
私が親に手がかかるようになり、介護に入ったのは、今から、6,7年前からでした。
同居している義父が 圧迫骨折になったのです。前日まで、80過ぎても 製造業でトラックを運転し、得意先まで納品したり、畑で野菜を作ったり、長年詩吟をやっていて、夜は詩吟関係で毎晩のように出かけていました。
 
それが7年前のある日、畑でジャガイモ堀をしていて、ジャガイモを持ち上げた時に圧迫骨折をしたのです。
その時は ほぼ立てず寝ているだけの状態になったのです。 病院へ行き、コルセットを作り,後は安静にしているだけ。
立つこともできず、横になっていても痛い状況。
夫とどうしたものか考えました。80歳を過ぎての事なので 寝たきりが長くなれば本当に寝たままになってしまうという危機感。
私も仕事を辞めるという考えはありませんでし、何より本人が辛いはずです。
だからこそ、この先、せめて、自分の事は自分で出来るようにするには・・・と考えたのです。
腰が動かせないのなら、せめて足首は動かした方が良いよね、と夫と話しました。閃き!(笑)キャスター付きの事務用の椅子がありました。これを使おう!!
父の部屋の真向かいはトイレ。 父はベッドで寝ていました。父の部屋も廊下もキッチンも玄関も洗面所もフラットなフローリング。
夫が義父の導線にマットを敷き、キャスター付きの椅子で動けるようにしたのです。
マットはトイレ、洗面所、食卓に来る道にマットを敷いたのです。
椅子に乗れさえすれば、後は自分で出来ることをしてもらおう、と。甘やかすとそれに乗じてしまう義父の性格(笑) 
少し訓練をし、トイレ、歯磨き顔洗い、食事をすること等は、自分でしてもらいました。 
お風呂は最初は私と夫が毎朝、体を拭き、お風呂が大丈夫そうになったら夫が入れてくれました。
義父は 一カ月後位にリハビリに通うようになりました。病院のリハビリだったので私が連れていってました。 それの終了と共に、デイサービスのリハビリに通うようになったのです。そこで初めて介護認定というものに触れるのです。
 
結果、杖は使うようになりましたが歩けるようになりました。 ケアマネさんとか皆様にその年齢で圧迫の状況が重かったにも関わらず歩ける、ということに
ビックリされることは多いです。今でも笑うのですが、その当時、本当に 私たちがやってしまう方が早くても義父に出来ることはしてもらう、という事を貫いていたの
で、鬼嫁、鬼息子、鬼孫だ!と笑っていました。  その後、圧迫骨折を2回ほどするのですが・・・それはまた後で。
教訓 どんなに厳しい事でも、どんな風に周りに思われていても、今は当事者は辛くても、、先を見据え時には厳しさを貫く事も必要。 結果、それが当事者の為になるのです。