あざみ野店から掲載しまーす
この前セルモーターの修理をした車両が今度はエンジンがかからないとのことで出張引き上げにて再入庫しました
引上げ時にセル始動を試みたところ直近で修理したセルモーターは快調に回っておりましたが始動する気配は全くありませんでした
早々にプラグを確認して納得・・・これでは点火しません
プラグに付着している液体は揮発する気配が全くないです。これは冷却水のようですね...
冷却水が燃焼室に流入というとガスケット抜けなど周辺部分の気密不良が怪しい訳ですが・・・いずれにしても重整備です
去年の夏頃に修理したウォーターポンプ・・・エンジンの圧縮圧力が冷却系統にも圧力をかけてしまっていたようでこれでは密閉しているシールも・・・
ガスケット抜けにも針ほどの面積から大きいのまで多々ありますがこちらの車両は抜けとしてはそこそこ大きいようですね
車両からヘッドを分解して確認すると燃焼室は水浸し
赤丸部分が怪しいようです。シール面は既にふやけて剥がれている状態でした
この修理を入れると半年の間に重整備は3回目・・・
『 こんなことなら新しく買い換えとけば良かったなぁ... 』
意外とあることなんですよねー
急な出費は避けたいけど、かと言って車両が修理後どれぐらい乗車できるかは???見極めは難しいかとも思います
そんな時こそせめてものご協力ー
状況にもよりますが今回は直近の修理代金を車両購入代金から相殺して新しいバイクをご購入頂くことになりました
ここまで分解してますのでヘッドオーバーホール含め綺麗に整備してまた程度良い中古車へ仕上げることにします