はてしない物語、返却期限が過ぎる前に、読破しました!!
友人から勧められて自分もワクワクしながら手に取ったこの一冊。
児童文学の域を超えた最高の作品でした。
現実世界とファンタジー世界が入り混じる物語はたくさん見て読んできましたが、
徐々にそしてふとした時にリンクする時の高揚感は忘れられません!
この先どうなるんだろう?
いつバスチアンはファンタージエンに飛ぶのか。
そして、飛ばされた後の物語も単なる異世界冒険では無い恐怖にも似た感情で読み進めました。
その恐怖は喪失の恐怖。
友人もそこのところを注目して読んでほしいと言っていたのです。映画では半分までしか描かれてないと、ここからが本番だと。
願いを叶え物語を進めていくごとに元の自分の記憶が消えていくバスチアン。
大きな願いや力の代償はまた自分にとって大きな大切なものだった、そして元の世界に戻れず自分をも無くしてしまう。
読んでくうちに僕は戦慄すら覚えました。
本当に大切なのは、良い悪い全部含めたありのままの自分と道を正して導く友人なのだと。
1人では限界があることを、そして今生きている自分の本当の願い、今と過去を忘れず大切に記憶することが何より変え難いものだと実感しました。
その昔読書感想文に乗り気でなかった自分がここまで熱中して深夜に至るまで読み進めた本は初めてです。
ありがとう『はてしない物語』
映画はまだ未視聴ながら、予告編だけでもこのシーンはパッと思い出せる!そこまで印象に残る場面が多い作品でした。