巷には
いろんな ツールが溢れている。
今
「音波で世界を変えよう」
という 団体からの誘いが来ている。
15種類の音波を浴びて 一人一人の波動を上げて
それが世界平和につながる・・
というものらしい。
たしかに 音波には効果がある。
音波によって 身体の不調が治ることもある。
病気にも効果があるらしいこともわかる。
人間の身体は ほぼ水分でできているし
音波による波は 人間の身体に作用しやすいと思う。
心地よい音を聴けば
精神が安定し それにより 心地よい波動を放つようになるのも 理解出来る。
音を活用するのは 悪いことではないし
有効活用するのは素晴らしいことであろう。
でも 団体化していると・・
私は 恐怖で躊躇してしまう。
私はコントロールされやすいと 自分でわかっているから。
もう 何者かに取り込まれるのはまっぴら。
団体化していると 結局は「ビジネス」と思ってしまう。
「世界を変える」
という言葉に違和感を覚える。
その言葉に魅力を感じる人が集まるのだろう。
世界を変えたい人が集まるのだろう。
世界を変えたい人が増えたら・・
結局は 「変えられなきゃいけない世界」が
出来上がるのではないか?
と 私は思ってしまう。
もう私は 「世界を変える」なんて大それたことは
言えない。
世界を平和にしたいなら 自分がまず平和になることだと思っているから
一人でそれをしている。
「音を浴びること」
それによって その時はたしかに 気分が良くなり
体調も良くなり 波動も変わるだろう。
でもそれは またすぐに元に戻る。
その状態を続けるためには 常にその音を浴びなくてはならない。
だから それがビジネスになり
その音を発する商品を売るのだろう。
私は 「波動が高い」という言葉が嫌い。
”高い低い” で 高い方がいいとすることが嫌い。
別にどっちでもいい。
自分を整えてさえいれば 自然と心地よい波動を放つに違いないから。
そして波動を整えることは 自分自身でできる。
むしろそのほうがいい。お金もかからない。
そして 継続して波動を保つことは
自分の内部から起こすことでしかできない と
私は思っているから。
外から与えられた 波動調整は その時だけ。
波動は 自分の「生き方」に現れるから
自分の 感情・思考・行動 がすなわち
波動となって現れる。
それをトレーニングすればいいだけなんだけど
人間が普通やりたくない分野だから
多くの人は 外から与えられる
楽で心地よいものに惹かれるというだけ。
私は 賛同してくれる人がいなくても
一人でそれをやるだけ。
たぶん もう 自分の中から いつも何かを取り出していく
すべてを自分の中から 見つけ出し活用していく
というふうに 今の自分の道は示されていると
感じるから。