# 地球の常識と五次元常識:賢さ・学び・記憶の捉え直し
**「正解を暗記すること」が賢さだと思っていませんか?**
もしそうなら、あなたは膨大な情報量を扱えるはずの自分の能力を、ほんの一部しか使えていないかもしれません。
地球の常識では「賢い人」とは、正解をたくさん知っていて、テストで高得点を取れる人。でも五次元常識から見ると、それは「情報量が薄すぎてお話にならない」──そう聞いたら、あなたはどう感じるでしょうか?
実は、記憶は脳ではなく「宇宙クラウド」に保存されていて、感情が索引の役割を果たしている。チャネリングやリーディングは特殊能力ではなく、誰もが持っている「ホログラム言語」を解読する力。そして「ピンとくる」「なぜか惹かれる」という直感は、圧縮された情報に触れている初期サインなのです。
今回は、地球の常識と五次元(宇宙)常識の違いを、「賢さ」「学び方」「記憶」「質問の仕方」という切り口から徹底的に解剖していきます。
正解当てゲームから抜け出し、あなた自身の「分厚い辞書」を育てていく──その入口へ、ようこそ。
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*五次元常識BASIC講座・関連対話より*
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## はじめに
今回は「地球の常識」と「五次元(宇宙)常識」の違いについて、特に「賢さ」「学び方」「記憶」「質問の仕方」に焦点を当てて整理していきます。ゲストには、講座受講者のかおるさんをお迎えしました。
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地球常識での「賢さ」とは何か
**かおる:** 私の中で「賢い」というのは、正解をたくさん知っていて、それを正しく答えられる人というイメージがあります。勉強するというのは「覚えること」で、先生が正しいと思うことを答えられれば正解。自分の意見ではなく、この世の正解がちゃんとあって、それをたくさん知っている人が賢いという感覚です。
**モジャミホ:** そうですね。地球の常識では、賢さとは「どこかに絶対的な正解があって、その正解をたくさん知っていること、そして必要な時にそれを正確に出力できること」と定義されています。
これは特に近代日本のような、テストや評価と結びついた学びの中で強化されてきた考え方です。正解を集め、暗記し、必要な時に取り出す──これが地球常識での「賢さ」の基準になっています。
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五次元常識での「賢さ」:辞書の厚みと自己信頼
しかし、五次元常識から見ると、この「正解当てゲーム」は情報量が薄すぎるのです。
なぜ「薄い」のか
地球常識での賢さは、○×で答えられる範囲に限定されています。そしてその正解は、時代や場所が変われば通用しなくなる可能性が高いのです。
たとえば、あなたを100年前の日本、あるいは100年後の日本にポンと置いたとき、これまで築いてきた「正解のストック」はほとんど役に立たなくなるでしょう。それが、私たちが「ペラペラ」と表現している理由です。
五次元常識での賢さとは
五次元常識では、賢さとは「既に知っている」という自己信頼を基盤に、直感や感情を介して情報を展開していく力を指します。
一人一宇宙という前提に立てば、唯一絶対の正解など存在しません。重要なのは、個としての体験の厚みであり、感情を伴った理解の深さ──いわば「感情と感覚の辞書の分厚さ」です。
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ホログラム言語と直接知覚
ホログラム言語とは
五次元以上の領域では、情報は「ホログラム言語」という圧縮形式で伝達されます。これは、一瞬で映画3本分(約9時間分)の情報が届くようなイメージです。
日本語なら5分話せば5分分の情報ですが、ホログラム言語では一瞬で膨大な量の情報が届きます。宇宙連合などの高次存在は、このホログラム言語を使ってコミュニケーションを取っています。
直感はホログラム言語の入口
**かおる:** 以前、講座で「一人一宇宙」という言葉を聞いた時、理解できないけれど、すごく気になって、自分に必要な気がしました。
**モジャミホ:** それがまさに、ホログラム言語に触れている状態です。「ピンとくる」「惹かれる」というのは、圧縮された情報の端に触れている初期サインなのです。
一方で、たとえば「地球は平面だ」という話には何も感じない──それは、そこにホログラム言語との接続がないということ。直感は、あなた個人にとって必要な情報にアクセスするための重要な入口なのです。
誰でも使える能力
この直接知覚やホログラム言語の受信は、特別な人だけの能力ではありません。100メートル走を9秒で走る人もいれば、1分かかる人もいる──それと同じで、個人差はあっても誰もが持っている力です。
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記憶のメカニズム:宇宙クラウドと感情索引
記憶は脳内にあるのではない
多くの人は、記憶が脳内に保存されていると思っています。だから年を取ると記憶力が衰えると信じている。
しかし実際には、記憶は「宇宙クラウド」とも呼べる情報保存空間に格納されており、感情が索引(インデックス)の役割を果たしているのです。
感情が引き出しの鍵
あなたが15年前のある日のことを思い出そうとする時、「あの時のあの場所での感情」を思い出せば、関連する記憶がズルズルと引き出されてくる──そんな経験はありませんか?
匂いや音楽で一気に記憶が蘇るのも、感情が索引として機能している証拠です。感情と結びついた体験は、何年経っても鮮明に取り出すことができるのです。
感情体が未発達だと記憶が散る
**モジャミホ:** 台風になりそうな低気圧が、そのまま温帯低気圧になって散ってしまうことがありますよね。感情体が未発達だと、それと同じことが起きています。
感情は常に発生していますが、それをキャッチしきれないと、宇宙クラウドに引き出しが作られず、記憶として定着しません。感情を抑圧し続けると、索引が消滅していき、「年を取ると記憶力が悪くなる」という状態に陥ります。
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質問の質と情報量
地球常識的な質問
- 「これは合っていますか?」
- 「正解を教えてください」
- 「具体的に、数値で教えてください」
こうした質問は、○×や数値で答えられる範囲に限定されており、情報量が薄いのです。
五次元常識的な質問
- 「こう感じたのですが、これは何でしょう?」
- 「ここが気になります」
- 「惹かれるのですが、理由が分かりません」
感情由来の気づきや違和感、体感をシェアする形の質問は、情報量が多く、深掘りが可能になります。
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感情体の発達とその重要性
感情体とは何か
感情体とは、感情をキャッチし、翻訳し、活用するエネルギーフィールドのことです。これが発達していないと、ホログラム言語を解読できず、記憶の索引も作れず、直感も鈍ります。
感情を抑圧してはいけない
多くの社会人は「冷静で落ち着いている」ことを美徳とし、感情を抑圧します。しかしそれは、チャネリングやリーディングの適性を自ら放棄しているようなものです。
感情はエネルギーです。ネガティブな感情も含めて、抑圧せずに感じ切ることで、辞書が厚くなり、情報の解像度が上がります。
詩的表現・比喩の情報量
**モジャミホ:** 感情体が未発達な人は、詩的な表現や比喩を「ぼんやりしていて情報が少ない」と感じます。
しかし実際には、詩的表現や比喩は情報量が非常に多いのです。ニュアンスという形で、膨大な情報が圧縮されています。
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学び方の転換:体験と感情を伴う学び
**かおる:** 講座を何度も聞いているのですが、覚えられないと感じていました。でも、聞いていない時にふと「一人一宇宙」という言葉が出てきたり、生活の中で「これってそういうことかも?」と感じる瞬間があります。
**モジャミホ:** それがまさに、ホログラム言語を解凍していく過程です。
地球常識では「聞いて、暗記して、正解を蓄積する」という学び方ですが、五次元常識では「体験して、感情を伴わせながら、自分の文脈で理解を展開していく」という学び方になります。
忘れたからといって問題ではありません。体験の中でふと蘇り、腑に落ちる──それが、あなたのダウンロードの仕方なのです。
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セッションの活用法
問題がない時ほど好機
問題が顕在化していない時ほど、実は情報量が多く、感情や体験の辞書をアップデートする絶好の機会です。
目標達成やトラブル対応だけを相談すると、どうしても情報が薄くなりがちです。むしろ「違和感」「惹かれ」「ムカつく」といった感情を入口にすると、豊かなセッションになります。
正解を求めない
「地底人っているんですか?」「太陽人は今何をしているんですか?」──こうした質問も悪くはありませんが、本当に興味があるなら、自分でそれらの存在と直接コミュニケーションを取れるようになることを目指してはどうでしょうか。
惹かれるということは、すでにその存在のホログラム言語に触れている証拠です。自分を信頼し、自分でアクセスする──その訓練が、五次元常識を実装していく上で最も重要なのです。
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まとめ:五次元常識への移行
-地球常識の賢さ: 正解を暗記し、必要時に正確に出力する能力
- 五次元常識の賢さ: 自己信頼を基盤に、直感・感情を介して情報を展開する力
- 地球常識の学び: 評価とテスト前提、○×で扱える狭い情報量
- 五次元常識の学び: 体験+感情による理解の深化、直感ダウンロードの活用
- 記憶の真実: 脳ではなく宇宙クラウドに保存され、感情が索引となる
- 感情体の重要性: 感情を育てることが、チャネリング・リーディング・記憶力すべての基盤
- 質問の変革: 「正解はどれ?」から「こう感じた、これは何?」へ
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*本記事はYouTubeの対話形式の音声の一部を再構成したものです。