与謝野氏復活・プロデューサーK氏の懲戒解雇
9月29日(金)
昨日、与謝野馨 が組閣でもれたのはけしからんと書いた。
今日は与謝野馨 が自民党税制調査会長に起用とある。
税調を官邸直轄にする隠し玉だったなどと、もっともらしい官邸サイドの話が載っている。
しかし、それだけ与謝野馨 が組閣でもれたのはけしからん、と思っている人が多数いたということだ。
そういえば昨日、防衛庁の元将軍と会った帰りがけ、偶然キャピタル東急ホテルの玄関で、額賀前防衛庁長官が取材陣に取り囲まれる場面に遭遇。
額賀氏など、なんのニュースがあるのかと思って聞いていると、津島派会長代理に就任したのであった。
これって It too late (by Carole King)でしょう。
いまさらなっても手遅れ、将来も暗いと思うのだが。
本日の夕刊フジや日刊ゲンダイには、テレビ朝日チーフプロデューサーK氏(加藤氏)の懲戒解雇とその接待漬けの話が載っていた。
代表作に「川口探検隊」が載っている。
これも It too late でしょう。
当然出演経験のある私はその噂はたくさん知っている。
業界では、去年の11月から話題になり、年明けには捕まると言われていた。
1年近くたってようやくご沙汰が出た訳だ。
3年で4億3千万円の接待費(キックバックと同じ)が指摘されたようだが、30年前からやっているから、いったいどれほどの金額になるのやら。
私は別に正義面して言うつもりはない。
政治であれ、何の職業であれ立派な仕事をしていれば結果が全て、接待漬けだろうが全く問題はない。
彼の場合は、昔から視聴率を稼げるディレクターだったし、プロデューサーとなった今でもそれは変わらない。
局からすれば視聴率を稼いでいることは、良い仕事をしていることになる訳だ。
日本のテレビ番組ほどくだらないものはない。
特に民放はくだらない。
外国人や、海外暮らしが長かった日本人が、日本のテレビを見てそう嘆く。
K氏(加藤氏)は昔から視聴率第一であり、視聴率さえ取れれば何でもありだった。
テレビ局も、スポンサーも視聴率にこだわりすぎる。
立派な仕事をして良い番組を創っても、視聴率が取れなければディレクターは怒られる。
私の周りの友人達の中で、ディスカバリーチャンネル、ヒストリーチャンネル、ナショナルジオグラフィック等のドキュメンタリー的なものが人気だ。
民放はお笑いばっかりで、同じキャスティングが多いので面白くないからあまり見なくなったと言う。
替わりにCATVでこれらのチャンネルを見ることが多くなったのだと言う。
これは反動の来る兆しだと思う。
まだ私の周りの友人達の話は少数意見なのかもしれない。
しかし日本国の為には、視聴率よりも、良い番組を、唸るような素晴らしい番組を創ってもらいたい。