尾身幸次自民党行革本部長(安倍幹事長を推している)に聞く
7月6日(木)
私の師匠と大師匠が集い、赤坂の料亭で会合。
今日は尾身幸次
衆議院議員が出席。
阿部幹事長を推している重鎮である。
20日前までは福田元官房長官は総裁選に出馬すると言う話だった。
今は小泉の8月15日の靖国参拝後の世論を見て出馬するかどうか考えるのだそうだ。
それでは安倍晋三首相、二階幹事長の線で決まりかと言うと、そうでもない。
安倍氏は二階氏をまだ完全には信用していないようなので、幹事長はまだ流動的である。
一方民主党の小沢党首は精力的に全国を飛び回っている。
小沢は選挙のプロである。
自民党は、小泉が国民の雰囲気で戦い、アホの武部幹事長が造反議員問題で各自民党県連を壊し、選挙の基盤はがたがたである。
まるで昔の民主党の選挙の戦い方を自民党がやっており、昔の自民党の鉄壁の選挙を民主党がやっているようである。
来年夏の参議院選挙は絶対に民主党が勝つと小沢は言っている。
造反議員や自民党内でも負けるといっている人が多々いる。
安倍首相が誕生しても自民党は苦しい立場になるかも。
さて、昨日やっと北朝鮮がミサイルを撃ったのでその話題も花咲いた。
これで誰が得するのかというと、ダントツで一番得をしたのはアメリカの軍需産業だ。
いやアメリカの軍需産業以外誰も得しないという点で一同同意。
対弾道弾ミサイルの開発と導入が早まり、テポドンの射程内にある国々への商談も弾むというものだ。
あと、着弾地点と近いウラジオストックにちょうど米第七艦隊旗艦のブルーリッジが入港しているのが興味深い。