ホーリーも楽しんだし、さてと、バラナシに帰ろうと、バラナシ行きの列車を予約。そして当日、なんと、プラットホームを間違え、乗った列車は、バラナシ行きではなく、バラナシからやって来た列車。。。。
まったく気づかずに、電車の中で、車掌さんに「この列車はバラナシに行きませんよ」と言われ、焦った。終点駅は、ジョードプルだという。
よし、ジョードプルに着いたら翌朝の電車ですぐバラナシに戻ろう、と思ったものの、思った以上に素敵なジョードプルの町並みを見て、これは素敵な偶然かも、と思い、3、4日滞在することに。
町全体がブルーで統一され、「ブルーシティ」と呼ばれるジョードプル。
砂漠の入り口でもあり、気候はかなり乾燥している。ちなみに昼間の気温は、37度くらい。近隣の国パキスタンとも近い。
ここでも、もう少し一人旅を楽しもうと、町を散策。その昔、アフリカ大陸のチュニジアを旅したことがあるけど、ちょっと町並みが似てるかも。
中東、なかんじ。
旧市街を散歩していると、「ナマステー!!」と、10才くらいの男の子が無邪気に話しかけてきた。そのまま「カム、マイホーム!」とお家に招かれた。
イスラム教の家の子供たちで、みんな、とっても無邪気で元気。
2人の男の子たちは元気すぎるぐらいだけど、17才と21才の女の子姉妹は、「私たちは女の子だから、もう学校も行かないし、することは毎日、お料理と裁縫だけ。。。」と言ってちょっと退屈そう。
結婚するまでは、もちろん、男子との交際も禁止されているのだそう。なんだか本当に戦前の日本の女子みたい。自由が完全に禁止されてる。
そこで「ヨガやってみたい?」と子供たちに聞くと、「イエス!イエス!」と元気な答えが返ってきた。そういうわけで、涼しくなった夕方から、二日間ほど、一緒に楽しくヨガクラスをした。
「見て!ぼく、これできるよ!」と軽々とハンドスタンド。
「私、ときどき、メイクアップするの」と、キュートな17才の女の子。
「毎日3回クッキングするのよ。大変。」と、お母さんみたいなことを言う彼女は、実はまだ21才。
インドの子供って、ほんとに、無邪気で、素直で、元気。一緒にいて、逆に元気なパワーをたくさんもらえた。ありがとう。
その昔、ラジャスターンのマハラジャが住んでいたお城、メヘラーンガル砦。いまだに現在のマハラジャが所有している。
マハラジャが住んでたお部屋。ゴージャス!
砦のトップから見下ろす、ジョードプルの城下町。
本当に青い家ばかりが並ぶ。
電車を間違えて偶然たどり着いたブルーシティ。とっても素敵な旅となりました。
ナマステ。
Mitsue