16日目。とうとうパンチャカルマの最終日!

最後の今日は、リラクゼーションと経鼻療法(サイナス・クレンジング)

サイナス(sinus)とは鼻腔(びこう)のことで、鼻の穴から眉間までの空洞をクレンジングする療法です。

この療法の目的は、フィジカル的に鼻腔を掃除するだけでなく、エネルギー的に、のどのチャクラ(Vishuddhi chakra)と眉間のチャクラ(Ajna chakra)の活性化すること。


最初に、いつものように全身オイルマッサージ。シャンティのやさしいマッサージをうけれるのも今日で最後かと思うと、ちょっと残念。。。
その後、スチームバスを終え、シャンティが今日のサイナス・クレンジングの準備をしてくれました。


ギーのようなオイルを片鼻づつから、4,5滴いれて、鼻腔まで通し、オイルを唾液と一緒に口から出す方法。オイルを入れては、唾液を吐き出すというクレンジングを3、4回繰り返しました。これは、鼻の通りは良くなるし、呼吸も深くなって、終わったあとは頭もすっきりします。


全体的にアーユルヴェーダ&ヨガの、実際の身体浄化法は、ちょっと荒行な感じのものが多いですね。吐いたり、下から出したり、、まあクレンジングとはそういうものなんでしょうね~。


16日間のパンチャカルマコースを終えたあとは、食生活を少しずつ、元に戻していきます。言ってみれば、断食を終えてゆっくりと普通の食生活に戻していくような感じ。


「普段の生活に戻っても、出来るだけ自分の体質に合った食生活を続け、ドーシャのバランスを崩さないようにね。せっかく高いお金を出し、時間をかけてクレンジングしたのだから」と、Dr.シバニは、みんなに言っていました。


その通り。普段の食生活の中で、できるだけ毒をためないようにするのが大事ですね。私は個人的に、チャイの飲みすぎに気をつけようっと。


そして、このパンチャカルマのあと、6日間のアーユルヴェーダの講義コースをとりました。

どのように、自分のドーシャ(ピッタ、ヴァータ、カッパ)を正しく診断するか、ドーシャのバランスが崩れたときに起こりやすい病気や症状、その対処法、ドーシャ別の食生活と食事法、ドーシャ別の心理学について、細かく習いました。


なるほど~!と、パンチャカルマでやったことの内容がより理解が深まりました。
これらの知識については、日本帰国後、アーユルヴェーダの基礎講義ワークショップをヨガWSと並行してやろうと思っています。これらの智慧は知っておくと、一生の健康の智慧として、とても重宝しますから♪

$Shanti Yoga Gypsy
Dr.シバニと一緒に。まだまだ男性中心のインド社会の中で、実力派の女性ドクターとして活躍している姿に、同じ女性としてとても触発されました。本当にありがとう!旦那様のDr.マヘッシュにも、大感謝です。


$Shanti Yoga Gypsy
癒しのセラピストだったシャンティ。名前の通り、シャンティでお茶目なネパール人の女性でした。癒しのエネルギーを毎日、ありがとう。


今回パンチャカルマを体験して得たこと、気づいたことが本当にいっぱいです。

私たちは、両親から受け継いだDNAとともに、それぞれ持って生まれた自然の性質があり、それはみんな違う。自分の体質や性格は変えることはできないし、変える必要もない。ただありのままの自分の性質を尊重し、観察し、バランスをとって、いい面を磨いていくこと。



ヴェーダの智慧・アーユルヴェーダは、体の智慧のみならず、心理的な智慧もいっぱいでした。
インドの科学は、自己を知る科学、、、いやいや本当に奥が深いです。これからもこの探求は続きます♪♪

Namaste.

Mitsue


$Shanti Yoga Gypsy
パンチャカルマ中、とても癒されました、ダラムサラの自然。
$Shanti Yoga Gypsy
クレンジングの準備をしてくれているシャンティ。