バリに入ってから、もう大分、時間がたっている気がする。
でも、それは気のせいで、まだ2週間ほど。
それほど、時間がゆっくり流れている。
バリ島には、実は12年ほど前に、ダイビングをしに来たことがあるのだけど、あの時の記憶と、あまりにも違いすぎて、最初は本当に驚いた。
それでも、ところどころに咲いているフランジパニの香りや、
島の人のおっとりした優しい雰囲気はそのままで、ほっとした。
芸能の村といわれるウブドについてから、毎日、バリの伝統ダンスを見たり、ヨガをしたり、ただ、何もせずに自然の音を聞いて過ごした。
ウブドは、アートヴィレッジと言われるぐらい、バリのアートミュージアムや伝統ダンスが習えたりするのだけど、観光化がかなり進んでいて、お店やカフェやレストランがちょっと洗練されすぎている気がした。
村の人々は、おだやかで、すれ違いさまに「ハロー」とみんなが挨拶してくれる。
今回、ウブドを訪れた目的の1つは、ここ最近、訪れる旅行者に大人気のヨガ。
インストラクターが何人もいる、大きなヨガスタジオがウブドのセンターにあり、自然に囲まれた、そのスタジオはとても素敵だった。
インストラクターはほとんどが西洋人で、バリ島でのヨガリトリートといった雰囲気。
通りには、ヨガウエアショップがいっぱいで、何だかやっぱり、少し商業的な感じがした。
ほとんどのヨガクラスは、高級リゾートホテル&スパの中にあり、ちょっと私が求めているものとは違った。
それでも良かったのは、パートナーのだんなさんと一緒にヨガクラスに参加できたこと。
他にやることないんだもん、と言っていたけど、結構楽しんでいて、小さな夢が1つ叶ったようで嬉しかった。
ウブドは雨季で、ほとんど毎日大雨が降り、屋内でやることといったら、ショッピングかご飯か、カフェでお茶を飲むか、といったところで、結局、一週間ほどで去った。
港の町パタンバイを抜け、パタンバイから船とバスとボートを乗り継ぐこと7時間、今、インドネシアの小さな小さな島、ギリ・アイルへたどり着いたところ。
きっと、ここではもっとスローライフが待っているはず。。。
Shanti
Mitsue