叡智おばちゃん®の よしみです。

 

今年の梅漬けは、大量のちりめん赤紫蘇を入れました。

土用干しよりも早い日付で梅を干し終えて瓶詰にして。

10㎏の梅が3瓶におさまって、1年分です。
熟成を待つのも楽しい。

う~ん、毒々しいほど鮮やかな発色と強い香り。

 

家庭菜園の豊作は、心の豊かさに繋がっています。

自然の恵みに、ご先祖様たちの知恵に感謝です。

 

梅干し作りは、日本人の叡智が詰まっています。

赤紫蘇を入れないで作る「白梅干し」もあるし、

手作り食品の楽しみですね。

 

 

 

【材料と作り方】 

使うもの:

宮崎県産の南高梅10㎏、

塩1.2㎏(梅の重量の12%)、

清潔な漬物容器と重石。

ちりめん赤紫蘇の葉2㎏くらい、灰汁抜き用の塩200gくらい。

土用干し用のザル。

清潔な保存容器。

 

カビ対策:

塩分控えめなので、カビ対策が必要です。

清潔な容器と重石は、熱湯処理と天日干し。

さらに、少量の焼酎を使って清めました。

 

塩漬け; 

梅は水洗いして乾かした後、ヘタ部分を丁寧に取り除く。

清潔な容器に梅・塩を入れて重石と蓋をする。

3週間くらい経過すると、表面に透明な梅酢が上がっています。

 

ちりめん赤紫蘇の下処理: 

水洗い後、ボウルに入れて塩もみして灰汁を絞り出す。

 

本漬け:

清潔な漬物容器に、梅・梅酢・ちりめん赤紫蘇を入れて重石と蓋をする。

 

土用干し(7月下旬ころ):

紫蘇・梅をザルに並べて、3日3晩天日干しします。

雨に当てない。(カビの発生を防ぐため)。

雨が降りそうになったら、屋根の下に移動します。 

発色した梅酢を取り置く。(本漬けに使うため)。

 

保存:

清潔な保存容器に、梅・紫蘇を詰めて、適量の梅酢を加えて馴染ませる。

1か月くらいで、おいしく食べられます。

 

クライマックスは土用干し、晴天を3日間確保することです。

夕立が多い時期なので、外出できないですね()

 

 

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