早朝に部屋に射し込んでくる太陽の光で目が覚めた。
いつもの癖で時間を確認した後、天気予報を見て今日のスケジュールについて考えていく。
ふと、36年前の今頃に初めて朝を迎えたたことに気が付いてスマホを置いた。
わたしが生まれた日のことに思いを馳せる。とても満たされた気持ち、そして包まれるような感覚。
生まれたことを嬉しいとじんわり思えている、今。ここに生きていることの幸せ。
選んでこの場所に居ることを思い出させるように身体があたたかくなってきた。
いつでも身体が一緒にいてくれていた。
体温と手触りで実感が増していく。
目に見えるもの、聞こえてくる音、外の世界と内側の世界を橋渡ししてくれるわたしの細胞達。
愛おしい気持ちが自然と湧き上がってくる。
いつだって、感じていたいのはこの安堵感。
さまざまなノイズで感じられなくなることもあるけれど
安心できる家に帰るように
この感覚に戻ってくることを忘れなければ、わたしは大丈夫と思っている。
すべてを信頼して委ねていた頃の深い安堵感を、一度強烈に思い出す経験をした。
その後の生き方は少しずつ変わっていき、今は随分と生きやすくなった。
共に居る身体はわたしをいつでも信頼してくれていると感じる。
36歳の1年間(だけと言わずこれからも)
心がけていきたいことは
身体とのコミュニケーションを密にしていくこと。
日常のケアと必要なときのメンテナンスを継続して、身体を大切にしていくこと。
現状を認め、変化を柔軟に受け容れていくこと。
わたしらしさをより発揮していくこと。
楽しむこと。
今日からのわたしも、どうぞよろしくね。
この先もあなたと手をつないでいきます。
Shoko