11月初旬、大分県の由布岳の
お隣の低山に登ってきました。
同じ山に両親と登って以来、
2年ぶりの登山でした。
今回山に行くことになっのは
義理の姉が「登山してみたいなぁ…」
と、一緒の夕飯のときにふとつぶやいたことです。
義姉は筋トレが最近の習慣で、
一緒に山に行こうと決まったら
すぐに登山靴とウェアも買いに行って
やる気満々でした。
少し登山経験のある父とわたしで
計画を立てました。
どの山にしようか考えて、
あまり時間がかからなくて
頂上から由布院の町が一望できるので
飯盛ケ城という低山にしました。
わたしの登山靴を出してみると、
しまっている間に傷んで穴が空いていたので、急いで新しい登山靴を買いに行きました。
好みのデザインで足にぴったりのものが見つかったのでよかったです。
足が大きいのでメンズのものです。
道具の準備とルートの確認が出来たら、
あとは体力づくりです。
いつもしているスクワットを増やしたり、
新しい靴を慣らすのに
自然公園の草の上を歩きに行ったりして、
2ヶ月くらい楽しく準備していきました。
当日は無事に晴れてくれたので
父とわたしと兄夫婦の4人で
初めての登山となりました。
飯盛ケ城の頂上への道は
途中までは由布岳の登山道と同じです。
紅葉した木々に囲まれ、
足元にも色鮮やかな落ち葉が
重なるように敷き詰められていました。
ちょうど見頃の時期に行けたようです。
紅葉って子どもの頃は良さがよく分からなかったけれど、いいなぁと思えるお年頃になりました(笑)
色も美しいし、
踏むと音も楽しいし。
やがては土の栄養になるんだなと
なんだか感慨深かったりします。
紅葉の森を過ぎて、
由布岳登山道から外れて
草をかき分けて進むと、
目の前にどーんと飯盛ケ城の山頂が現れます。
記憶の中の道より
だいぶ急な登り坂でした。
石もゴロゴロしていて慎重に進まなければなりません。
わたしは最後尾で、前の人と5メートルくらい空けてから登り始めました。
足場を確保しながら所々、
手も使いながら
よじ登っていきます。
横風が強く、上着がはためくので、
なんだか飛ばされてしまいそうな
怖さに襲われましたが、
大丈夫大丈夫と
心の中を落ち着けて
足を運ぶことに集中しました。
風がなければ、そんなに怖くはなかったかと思いますが、自分にはどうにもできない自然の力に圧倒されそうになりました。
足を踏み外したら転げ落ちてしまうので
かなり集中力を使います。
途中で疲れてきて
止まって休みたくなるのだけれど、
足場が斜めすぎて、止まってバランスを取るのも難しくて疲れるのです。
止まれそうな場所があったら
少しだけ息を整えて
またすぐに登り続けていきます。
そんな中
「動きつづけること」という言葉が
体の中から湧いてきました。
なにか、大事なことだなと思って
覚えておくことにしました。
先に登っていて頂上に着いたと思しき義姉の笑い声が姿は見えないけど聞こえてきて、
その声に力をもらって最後の登りを歩ききりました。
たどり着いた頂上は木が無くて草原になっていて、空が広く開放的です。
お昼には早かったけれどお弁当を食べて、寝転がってのんびりと過ごしました。
空がきれいで気持ちよかったです。
下りの道は、登りより緩やかで
ゴールの駐車場が見えているので
幾分か気楽に歩けました。
といっても、石が多いので
注意は必要ですが。
くたくたで駐車場に着いて、
帰り道は温泉に寄って
疲れを癒やしました。
義姉は「明日も登りたいくらい。できんけど(笑)」と言って、
すっかり登山にハマったようでした。
一緒の思い出が増えて嬉しかったです。
「動きつづけること」について。
山でふわっと湧いてきたことを
全部は捉えきれなかったので、
書けるところまでメモしておきます。
・怖くてもそのままで動きつづけること。
やがて怖さは消える。
・止まることの難しさ。動くほうが簡単。
・休みながら続けること。
うーむ…なんかもっと言語化できそうな気がしたのですが、このくらいです。
ぼんやりしてますがわたしとしては大事なことなので、心にもメモしておきます。
また山に行けるのは春になるかなと思います。
登山メンバーが増えたので、
部活みたいな気分で楽しめそうです。
また思い出をつくりに出かけたいです。


