低刺激性
低刺激性?ニキビを誘発しない?皮ふ科の専門医がお勧めする?
多くの化粧品メーカーは、科学的な力を借りて商品を作っているかのような言葉を使って
私たちに声をかけてきます。
それで「低刺激性」, 「ニキビを誘発しない」,「敏感肌のために」,「専門医がお勧めする」などの言葉を
よく耳にしていますが、実は、このような言葉をよく見かけられるのは、公的機関からも言葉に関する
明確な定義や基準がないからのだけです。
例えば、「皮ふ科専門医に検証を受けた」との文句があってもどの皮膚科の医者がテストをしたか、
どのようなテストをしたかについては語られておりません。
「ニキビを誘発しない」と書いてあるけれども、その根拠になる資料はどこにもありません。
たとえ、実験を行ったとしても人によって結果は十分に変わる可能性があります。
つまり、明確な基準がないから化粧品メーカーは都合のいいように言葉をつけることができるのです。
しかし、実際に見てみると「低刺激性」だと宣伝している商品にも香料やアルコール等、
皮ふにトラブルを誘発すると知られている成分はたくさん入っています。
あるいは、「独自システムによるテストを通して検証された」という言葉も
良さそうに聞こえるかもしれませんが、独自システムだからこそ、客観性を失ったまま
判断をおろしてしまう可能性が高いです。
なお、化粧品の成分を宣伝しているけれども、どのような効果があるかについて述べている研究はなく、
誇大広告しているだけにすぎないことも多くあります。
実際に、植物抽出成分やロイヤルゼリー、胎盤抽出成分、ミネラルなどニキビ治療にいいと宣伝されている成分に関する研究結果を調べたところ、このような成分の入った商品を販売しようとする化粧品メーカー以外に、お肌にいい影響を及ぼすことを証明する研究はありませんでした。
化粧品メーカーは「奇跡の植物」から抽出した成分であることを強調しながら消費者の購買欲を刺激しているだけです。
化粧品メーカーに規制があるのは「全成分表示」だけです。
アメリカでは1978年から、ヨーロッパ(国際連合)では1997年から全ての化粧品とヘアケア製品などに
含有成分を記載するように決めています。
化粧品の成分は、必ず商品の中に入っている量が多い順から書くように定められています。
ですから、成分表示をみるといつも「水」が一番目にきているわけです。
成分表示こそが消費者がものを買うにあたって正しい判断を下すための道しるべになりますが、
残念ながら消費者にとっては‘ただ、意味わからないもの’になっているだけです。
そのためポーラビゴーンは20年間、効果がある商品と効果がない商品、どれくらい使って効果が
現れるかなど、化粧品に関する様々な研究について検討してきました。
ポーラビゴーンSAY
全てが「奇跡の効果」をもたらすわけではありません。目に見える言葉だけを信じないでください。
ニキビを無くして、副作用もなくて、シワをなくす、という言葉はもっと警戒する必要があります。
そして、このような「ウソ」から解放されるには自分から正しい知識を持っているのが大事です。
1.まず、ブランドから独自開発されたもので、大手の機関から検証されたと主張するものは
疑った方がいいです。
メーカーで「合法的」のような形のものを作り上げることはそれほど難しいことではありません。
2.「公的機関から承認がおりるまで時間がかかるので、我らの商品は公的機関を通っておりません。」という
文句をみたことがありますか。承認がおりるまで時間がかかるのは当然のことです。
それほど審査を通るのは厳しいです。承認を得ていないものを買う、という無駄遣いは
絶対にしないでください。
3.成分を公開しない化粧品もあります。独自の成分もしくは海外からの成分で公開できないというものが
あれば疑った方がいいです。
確実な効果がを持っている成分ならそれに関する研究や特許権を秘密にすることはできません。
なお、他の成分のように世界的に紹介されるようになります。
4.成分に関する研究結果があまりにも肯定的な場合は、ウソの可能性が高いので注意が必要です。
5.レビューが良すぎるのは誇大宣伝の可能性があります。都合のいい言葉だけを選んで宣伝し、
消費者にアプローチするメーカーの言葉をそのまま受け止めるのは危ないです。
6.「専門医が・・」のようにアピールするブランドも多いです。
「専門医」という言葉から信頼度が上がるのはわかりますが、彼らも販売量を増やすために
いつでもウソをつける人間であることを忘れてはいけません。
このように、耳にいい言葉があふれている商品を見かけたら、このように考えてください。
「本当っていうには良すぎない?たぶんウソだよね」って。