「小鼻を小さくしたい」から鼻翼縮小とは限りません。
鼻翼縮小(小鼻縮小)は非常に難しい手術です。
そもそも、小鼻が大きいから小鼻を小さくしてしまえというのは、あまりに安直な考えです。
鼻翼縮小だけで鼻が整うのは稀であり、鼻尖から整えないと不自然になることが多いです。
今回の患者様は20代の女性です。
タイトルの通り「忘れ鼻にしたい」「小鼻の存在感を減らしたい」
とご希望でした。
当初、鼻翼縮小のみをご希望でしたが・・・カウンセリングの結果
①鼻尖縮小
②耳介軟骨移植(鼻尖形成)
③鼻翼縮小(外側法も内側法併用)
を行いました。
①と②はセットで行うことが多いです。
①には鼻翼軟骨の補強が必要となり、補強となるドナーが必要です。
②を行うには、鼻翼軟骨が整っていないと行えません。①が必要です。
クリニックによっては①と②はセットで一つの名前にしていることもありますね。
上:術前
下:術後6ヶ月
ご希望通り「小鼻の存在感」が減り、忘れ鼻に近づいたと思います。
傷跡も目立たないですね。
①②はOEPN法で行いました。
賛否両論ありますが、私はOPEN法を行うことの方が多いです。
というか滅多にClosed法は行いません。
Closedでは大きな変化は出せないと思っています。
鼻手術(に限らず多くの手術で)では後戻りのリスクがあります。
ある程度変化を出さないと、、半年〜1年の経過で効果が物足りなく感じてしまうことがあります。
OPENのデメリットは
1. 強度が30%程度落ちる
鼻柱を切開すると、それだけで強度が落ちると言われております。
その分、きちんとした補強が必要です(コルメラ ストラット)
2. 傷跡が残る
少なからず傷跡は残ります。ですが、鼻柱の傷跡は目立ちにくいです。
長期の結果としてはOPEN法の方が良好なことが多いと思っています。
もちろん、適応と非適応がございますので、患者様に合わせて術式を選択します。
『鼻尖縮小•耳介軟骨移植•鼻翼縮小』
85万円程度
モニター制度もございます。
リスク、副作用:腫れ、内出血、鼻の曲がりが残る、左右差、傷痕、ピンチノーズ、アップノーズ、ポニーピーク変形、感染など
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