二重幅を狭くする修正手術の解説の前に『二重幅のおさらい』を行います。

 

幼稚な手描きのイラストを用いて行います。

綺麗さやキラキラ度よりも内容重視のblogです。ご容赦ください。

 

解説は二重切開(眼瞼下垂)に準じたお話です。

埋没の場合は多少話が変わってきます。

 

二重の幅を専門用語で『重瞼高』『Pretarsal show』と言います。

 

さて「二重線を〇〇mmにしてください」とオーダーされることがあります。

 私はこのオーダーを受けることは少ないです。おそらく美容治療にそこまで詳しくない方や埋没法を受ける方にこのオーダーが多いかと思います。

 

通常、◯◯mmというのは切開線の話です。

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閉眼時(閉瞼時)で、瞼の縁(睫毛縁)からの距離のことを言います。

青線の距離です。

 

実際にこの線を切開します。

ですが、この線で二重は折り込まれても・・・

 

切開線の距離=二重幅

 

とはなりません!!

 

正解は次のイラストです↓

切開線に上から降りてきた皮膚が乗っかり・・・
 
折り返した先と瞼の縁(睫毛縁)との距離が二重幅となります。
つまり「赤線の距離」です。
 
切開線は5~8mm程度が一般的で、二重切開(眼瞼下垂)の時もそのくらいで切開します。
 
二重幅は0からせいぜい2,3mmでしょう。
5mmもあったら不自然だと思います。
0mmをいわゆる「奥二重」
3mmをいわゆる「幅広二重」
といったところでしょうか?!
 

 

 

ここで瞼のたるみ(皮膚のたるみ)が多い人のイラスト見てください↓
切開線(元々二重の方でしたら、二重線)はある程度高さがあっても二重幅は限りなく0mmに近くなります。
 
まさに私自身がこうでした
左:術前
右:眉下切開後
 

 

眼瞼下垂の方はこうです↓

二重線よりも睫毛側が下がってしまい、二重幅が広くなります。
 
上:術前
下:眼瞼下垂手術後
 
まとめると
 
二重幅が切開線(二重線)だけで決まるものではありません。
 
・瞼のたるみ、皮膚の正常
・瞼の開き(眼瞼下垂の有無)
 
によっても変わります。
これを理解していないと『二重幅を狭くする修正』を検討できません。
 
 
 
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