SNS(Twitter)でbefore/afterの写真の条件が違うクリニックが多いと話題です。

 

私は極力、before/afterの条件を揃える、真の症例写真を撮影するように日々努力しています。

 

写真の撮影の仕方で、いくらでもインチキが行えるからです。

インチキ・・・例えば

 

①ライトの向き(光の向き)

正面から照らしているのか、上から照らしているのか?

これでクマやほうれい線などいくらでも偽装できます。

このお二人は同じ患者様で、同じ時刻に撮影した写真です。

上の写真:ライトを頭から当てた写真。クマを分かりやすくするためにこうやって撮影します。

下の写真:ライトを正面から当てた写真。通常の症例写真の撮り方です。クマは明るさで飛びます。

撮影方法がよくないのではなく、before/afterで条件が異なるのがNGです。

 

②撮影者と患者様の距離の違い

魚眼レンズか望遠レンズかの違いです。

近づいて撮影(魚眼レンズ)ですと、顔の横幅が短くなります。つまりリフトアップして見えます。

糸リフトやフェイスリフトでこういったインチキ写真を見かけます。

 

③上から撮影、下から撮影

上から撮影すると、フェイスラインが尖って映ります。②と同じくリフトアップして見えます。

 

④メイクありなし

説明不要かと思います。

ただ、メイクアリはアリで統一してれば良いと思います。

 

⑤顎を引いて撮影

顎を引けば誰でも顎下はモタつきます。これも説明不要かと思います。

 

 

・・・その他に複数撮影のテクニックがございます。

 

また、撮影技術が不足していて綺麗に写っていないクリニックも散見します。

というのも写真を撮影するのって非常に難しいのです。

形成外科に入局すると始めに指導されるのは写真撮影です。

同じ条件でピントを合わせて撮影ってテクニックが要求されます。

 

ですので私は、写真撮影は全て私自身が撮影しています。

 術中写真は流石にナースさんか受付さんに撮影をお願いしていますが・・・

 

 

 

そこで本題!!

 

この際、各地域に『症例写真の撮影専門施設』を作ってみてはいかがでしょうか?

全国の美容クリニックが協力して、モニター様の写真は全てこの施設で撮影したものしか使用禁止。

患者様はお手数ですが、定期的にこの施設に出向いて写真を撮影。

この施設は写真を加工できないように細工してクリニックに納品。

 

これで、誰もが信用できる「症例写真」が達成できます。

本当に効果が出ているのか?

傷跡は?

ダウンタイムは?

・・・しっかり分かります。信用度高過ぎです。

インチキ写真を乱用しているクリニック以外は、皆ハッピーです!!

 

施設の運用資金は・・・

各クリニックが少しづつ出し合う。

美容外科税金みたいな感じでいかがでしょうか?

施設は各地域(銀座・新宿・渋谷・大宮・名古屋・梅田・仙台・札幌・福岡・・・)

 

我ながら良いアイディアかと思いますね。

いかがでしょうか?!

 

▼うめだ美容外科クリニック▼

〒151-0053

東京渋谷区代々木2-16-14 AXT Yoyogi.Ⅱ

🚃新宿駅 新都心口改札 6番出口から徒歩3分

☎️03-6300-0050

⏰10時〜19時(火曜•水曜 定休)

 

 

 

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