この記事では毛穴の黒ずみに悩む人に向けて、酸化亜鉛以外にも気をつけないといけない成分があるよってことを実体験をもとに伝えています。
こんにちは〜。
今年に入ってから酸化亜鉛フリーor低配合の新作UVを10種類ほど試したら、見事に昔のイチゴ鼻に戻ったというエピソードを書きましたが
前回の記事はこちら↓↓
この経験から、ただ酸化亜鉛フリーを選んでいるだけではダメなんだと気づき、なにがダメだったのか研究してみました。
一般的に毛穴を詰まらせることは無いとされている成分でも、落ちにくくなる成分は毛穴が詰まる原因になるんですよね。
私は洗浄力が低いクレンジングや洗顔を使っているので、日焼け止めが落ち切っていなくて毛穴の黒ずみが酷くなったのです。
もし、私と同じように洗浄力が低めのクレンジングや洗顔料を使っていて毛穴が気になる方は、いまから紹介する成分にも気をつけてみてください。
※この記事に出てくる成分はどれも安全性が高い成分です。毛穴の悩みがない方、洗浄力が高めのクレンジングをお使いの方は避ける必要ありません。
酸化チタン・微粒子酸化チタン
酸化チタンというのは、酸化亜鉛と同じく紫外線を跳ね返してくれる成分なので日焼け止めによく入っている成分です。
お肌に優しい日焼け止めの主成分である紫外線散乱剤ってやつですね。
白い粉状の成分なので、肌を白く見せたり、毛穴をボカして見せる効果もあるのでベースメイクアイテムにもよく配合されています。
そんな酸化チタンですが、高配合になると落ちにくくなるんですよ。
ピンボケしててすみません‥
有名オーガニックコスメの新作UVの成分表です。
ノンケミカルで酸化亜鉛フリーなので微粒子酸化チタンで紫外線を防いでいます。
ノンケミカルで酸化亜鉛フリーの製品だと大丈夫っしょ!って思うかもしれませんが、酸化チタンも落ちにくいので注意が必要。
高配合でなければ大丈夫?
成分表の上から配合量が多い順番に記載されているのですが、6番目あたりまでが高配合の成分です。
(医薬部外品は順番通りに記載しなくても良いので例外ですが、最近はおおむね順番通りかなって製品が多い気がする)
洗浄力がかなり低いクレンジングをお使いの方は成分表の最後らへんに記載されている製品のほうがいいと思います。
私の実体験では酸化チタンが中程度の製品を使い続けると毛穴が徐々に黒ずんでくるんですよね。
(中程度という表現が合ってるか分かりませんが、成分表の真ん中らへんに記載されている製品)
そこそこの洗浄力のクレンジングをお使いなら、中程度でも全然大丈夫だと思います。
酸化チタンが中程度の製品の成分表はこちら↓
どちらも花王カネボウ系列の製品です。
花王カネボウ系列の日焼け止めや化粧下地は酸化チタンを上手く使って肌を綺麗に見せてくれる製品が多め。
なので、ここぞと言うときは花王カネボウの製品で毛穴を目立たなくして、その日だけ洗浄力が高いクレンジングを使うってのもありかも。
ちなみに、KOSEの化粧下地は酸化チタンが成分表の最後らへんに記載されている製品が多いです↓
ジルスチュアートのリニューアルした日焼け止め。
こちらはコスメデコルテのリニューアルした化粧下地です。
KOSEの下地は酸化亜鉛・酸化チタン共に低配合のものが多い印象。(エスプリークなど一部例外もありますが)
シクロペンタシロキサン
こちらはシリコーンオイルなんですが、発揮性があるのでサラッとしていてベタつかないのが特徴。
わりと色んなベースメイクアイテムに配合されています。
そして、ウォータープルーフ効果が高い成分でもあります。
安全性が高いので敏感肌向けのブランドでもよく採用されている成分ですね。
敏感肌って紫外線で肌荒れを起こすので、落ちにくい製品にしないといけないってセオリーがあるんですよ。
そこで活躍するのがシクロペンタシロキサンなのです。
ちなみに、こちらの製品はノンケミカル・酸化亜鉛フリーなので酸化チタンが高配合されていてダブルコンボです。
使ってたった3日で黒ずみが増殖しましたw
(使用感は良かった)
ついでに言うと、ドラッグストアで買える敏感肌ブランド「ミノ○」の大人気デイクリームもダブルコンボです。
シクロペンタシロキサンも高配合だとけっこう洗浄力が高いクレンジングでないと落とせません。
洗浄力がかなり低いクレンジングの場合は中程度でも気をつけよう。
敏感肌だけど落ちやすい製品がいいって方におすすめの製品
敏感肌向けの製品って酸化亜鉛、酸化チタン、シクロペンタシロキサンが高配合されてる製品が多いので、洗浄力が低いクレンジングでも落としやすい製品を探すのが大変ですよね。
そこで、おすすめなのがタカミの新作UV!
紫外線吸収剤がメインになってしまいますがタカミがおすすめ。
(タカミって実はロレアルグループなんだよ)
タカミは持っているんだけど、テクスチャーが滑らかで使用感いいです。
テクスチャーにも注意
そして最後にテクスチャーにも気をつけて欲しい。
ご紹介した成分が入っていなくても、テクスチャーがやけに硬めの製品は落ちにくくて毛穴が詰まる原因になります。
やっぱり緩めのテクスチャーのほうがスルッと落とせていいですよ〜。
それでは今日はこの辺りで。
今日も読んでくれてありがとう。またね。