観たかった「沈まぬ太陽」が今日、


日本TVで放送されました。


見ごたえたっぷり、3時間半。。。



頑張る女子へ!ライフワーク プランニングを応援したい

御巣鷹山の日航機墜落事故を中心に


同社の労働組合役員だった人物の体験を基にして


脚色、再構成されたフィクション社会派作品。





わずか25年前の事件をリアルな表現で描いた


作品なので、当時関った社員や関係者もたくさん


実在していて、映画化には相当な反対や批判も


あったという映画です。






映画を観た感想は、


やっぱり原作著者 山崎豊子氏はすごいなぁ。。。


ということ。




徹底的に取材して描く山崎氏の作品は


商社の「不毛地帯」、医療の「白い巨塔」と、


どれもこれもすごい。。。。


さすが、元新聞記者、すごい取材力です。





そして、「逃げない人」は美しいということ。




走る人 走る人 走る人 走る人 走る人 走る人 走る人 走る人



逃げないとは・・・




主演の渡辺謙さん演じる恩地が、


様々な苦悩を乗り越えて行く過程の中で


息子と牛丼屋で会話するシーンがあって


「もう会社辞めちゃえばいいじゃん」って言われる。





・・・・でも新地はあきらめない。




映画の終盤ではまたアフリカ・ナイロビに


左遷される。




・・・・まさに踏んだり蹴ったりですガーン





もう、子供達は成人していて、


これだけ辛い役回りを担ってきた恩地としては


もう会社を辞めるという選択肢もあるはずなのに、


理不尽な人事を受け入れ


気持ちも新たにナイロビに赴任。




アフリカの大地で、終戦の日に見た時と同じ


真っ赤な太陽が沈んでいく様を見つめるという


エンディングでした。




走る人 走る人 走る人 走る人 走る人 走る人 走る人 走る人




この真っ赤な太陽とは、


人の倫理、真理の象徴として


描かれているんでしょうね。





私が思うに、「逃げない人」とは、


誠実な人で、真摯な人。


どんな局面においても、自分ができること、


やるべきことの本質を見失わないでできる人。





目先だけのことで右往左往するのではなく、


強い信念を貫く人に私は惹かれるし、




そういうことをあらためて考えさせられる


素晴らしい映画でした!





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