◆山田詠美さんの『ジェントルマン』
眉目秀麗、文武両道、才覚溢れるジェントルマン。
その正体・・・紛うことなき、犯罪者。
誰もが羨む美貌と優しさを兼ね備えた青年・漱太郎。
その姿をどこか冷ややかに見つめていた同級生の夢生だったが、
ある嵐の日、漱太郎の美しくも残酷な本性を目撃してしまう。
それは、紳士の姿に隠された、恐ろしき犯罪者の貌だった・・・。
その背徳にすっかり魅せられてしまった夢生は、以来20年にわたり、
漱太郎が犯す秘められた罪を知るただひとりの存在・・・
“告解の奴隷”として、彼を愛し守り抜くと誓うのだが……。
ままならない恋、届かない愛の究極形を、圧倒的な熱量とこれ以上なく美しい筆致で描く放心必至の衝撃作。
読む者すべての心を否応なしに揺さぶる、渾身のピカレスク長篇小説。―楽天ブックスより抜粋―
初めて読んだ山田詠美さんの本・・。
ピカレスクの意味も分かってなかったんだけど、面白い！と言い切ってしまう自分が怖い。笑
裏の顔がテーマで、こんな人がいたら怖いよ～と怯えながら読み進めました！
文の装飾が独特だけど、読みにくいとは感じなかったし、
オードリーの若林さんが絶賛していた『姫君』も今度読んでみよう
◆薬丸岳さんの『刑事のまなざし』
通り魔事件で愛娘が襲われた、過去と闘う男夏目刑事の短編集。
この本、やっと読めました！
というのも、読みにくいというのとは違って、さらっと読める短編だからこそ、
ゆっくり読めばいいや～なんて一編読んでは間を置いてしまっていたのでここまで時間がかかってしまった
短編なのでどんでん返しのスケールが小さい感はあるけれど、
さらっと読めます。
どうしても優しいまなざしの夏目刑事が加賀刑事に思えてしまう。。設定は全然違うのにィ。
◆えみりちゃんのEmiri Book
読書？になるのかな？
今更ながらこちらを読みました！
ファンな方たちはHOWTO本を読み終わった時期なのだろうけど・・。
やっぱえみりちゃんセンスいいな～って思う本です。
それと幸せオーラが本に滲み出てて、コッチまで幸せになる～
