「界面活性剤」は肌に悪い!? | 日本化粧品検定協会のブログ

日本化粧品検定協会のブログ

日本化粧品検定協会 http://www.cosme-ken.org/
事務局が日々の活動を綴っています。

巷でよく目にする「界面活性剤」

汚れを落とすというイメージが強いのですが、
馴染みや浸透をよくする効果もあるので

多くのコスメにも配合されています



「界面活性剤は良くないものだという
文章が掲載されていることもあるため、


「一体どんな成分なの
と気になる方も多くいらっしゃるのでは
ないでしょうか


そんな疑問に今日はお応えいたします

 

 


界面活性剤とは 、簡単に言うと

「混ざりにくい水と油を
混ざりやすくするためのもの」


です

界面活性剤はひとつの分子内に

油になじみやすい部分
(親油基または疎水基)と

水になじみやすい部分
(親水基または疎油基)の

両方をもっています。



親油基が油と、親水基が水とくっつくことで

肌表面の汚れを落としたり、
皮膚の中に成分を浸透させたり


できるのです



界面活性剤はその働きによって
4つに分けることができます


(陰イオン)アニオン型
 →洗浄・可溶化作用
  石けんやシャンプー、洗顔料に

  一般的な界面活性剤のイメージはこれですね

 

②(陽イオン)カチオン型
 →柔軟・帯電防止・殺菌作用
  トリートメントやリンス、制汗剤に

 

③両性イオン(アンホ)型
 →洗浄・乳化助剤作用
  ベビー用・高級シャンプー/リンス、柔軟剤に

 

④(非イオン)ノニオン型
 →乳化作用
  クリームなど、多くの化粧品に


身の回りにある ほとんどのものに
配合されていることがわかりますね

 

当協会オリジナルのラップでは

楽しく4つの違いを学べますよキラキラ

 

 

 


「界面活性剤は
肌に良くない


と一概に全て悪者扱いするのではなく
科学的な構造や特徴を理解し、
自分やお客様にあったものを
選べるようになりたいですね

 

さらに学びたい方は

 

11月11日開催!

コスメを読む(界面活性剤)

セミナーに

ぜひお越しくださいキラキラ

 

詳しくはこちら!

 

。°+°。°+ °。°。°+°。°。°+°。°+

 

日本化粧品検定1級ではこのような
成分のことはもちろん

 

 

歴史、処方、香り、ネイル、口腔、サプリメント、法律
 

などさまざまな知識を学べます
 

 

 

化粧品の成分を読み解き、

中身がわかる
 

コスメが読める


ことを目指した内容です

 



もっと知りたいという方は
「日本化粧品検定 1級対策テキスト」
で勉強できますよ

 

 

 

中身を一部見せちゃいます

ここをクリック


ご注文はこちらから

 

。°+°。°+ °。°。°+°。°。°+°。°+
コスメが読めると化粧品はもっとおもしろくなる

。°+°。°+ °。°。°+°。°。°+°。°+


9回日本化粧品検定は
11月26日開催

お申込は
8/8(火)~10/10(火)までです  
たくさんのお申込み、お待ちしております

試験概要
試験日:2017年11月26日
開催地:札幌・仙台・水戸・東京・新潟
静岡・名古屋・京都・大阪・広島・高松・福岡


 

詳しくはこちら・・・
http://cosme-ken.org/guideline/