2016年10月1日、東京にて
「コスメを読むセミナー 〜メイクアップ製品〜」を開催
今回は
[第2部] トレンドの成分と処方を知る
より、ティントリップやCCクリームなどの
トレンドコスメの成分に関するレポートです
<CCクリーム>
BBクリームと比べると軽い仕上がりなのが特徴
ソフトフォーカス効果のある
メチコンクロスポリマーを使っています
<ブルーライトカット>
酸化チタンの粒子を少し大きめ(100nm程)にすると、
ブルーライトが肌に通りにくくなります
※粒子が小さいと紫外線カットの機能があります
<クッションファンデーション>
W/O乳化タイプの化粧品は、低粘度の
質感にするのが難しいのですが、
PEG-10 ジメチコンという乳化剤を使うことで
低粘度の質感を実現できました
また、クッション部分は菌で汚染しないよう、
クッションを抗菌処理していることが多いです
<ティント口紅>
一般的な口紅に使われている顔料ではなく
油溶性染料(赤色223、赤色218)を使っています
油溶性染料が、肌(酸性)の中の
アルカリ性成分(塩基性アミノ酸)に反応して、
変色していきます
<お湯で落ちるマスカラ>
ポイントとなる成分は、
アクリル酸アルキルコポリマー(被膜形成剤)
ポリマーの水分が揮発して
被膜が形成されるという仕組みで、
湯で溶ける性質を持っています
このような性質なので、石鹸落ちの
化粧品にも使用されることがあります
<濡れツヤシャドウ>
通常のパール剤(酸化鉄、マイカ、酸化チタン)に
オイルゲル(ジメチコンクロスポリマーなど)を
加えて作られます
雲母チタンなどには酸化チタンの
被覆の厚さによって特定の色を
反射させる性質があります
この性質を利用することで
見る角度によって色が変わるパールになります
様々な原料を実際に触れたので、
より1つ1つの成分への理解が深まりました
次回のコスメを読むセミナーは
2017年3月19日(日) @東京
テーマは美白化粧品
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コスメが読めると化粧品はもっとおもしろくなる
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第7回日本化粧品検定は
2016年11月27日開催試験概要
試験日:2016年11月27日
開催地:札幌・函館・仙台・水戸・東京・新潟
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