レポートが少し遅れてしまいましたが
3/7(日)に『コスメを読む』セミナーを開催しました。
70名近くも参加いただき、皆様の向上心を感じる
1日となりました![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
70名近くも参加いただき、皆様の向上心を感じる
1日となりました
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
コスメコンシェルジュ講習会ではスキンケア成分
について主に勉強しますが、
今回は
1.防腐剤
2.日焼け止め
3.ファンデーション
と3本立てです!
当協会では成分表示から化粧品の中身がわかる
ようになるため、コスメを読むセミナーを
定期的に開催しています![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/264.gif)
ようになるため、コスメを読むセミナーを
定期的に開催しています
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/264.gif)
第一部:化粧品の防腐剤を読み解く
講師は東京農業大学客員教授でもある
島田邦男先生です。
防腐剤とは?
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/116.gif)
微生物による物の腐敗を防ぐため、長期間安定した
品質を保持するために使われる薬剤のこと。
外部からの混入した微生物の増殖を抑えることで
製品が痛むのを防ぐ役割があります。
強い殺菌性(微生物を殺す)はありません。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/116.gif)
・容器や原料など製造工程で起こる
微生物の一次汚染を防ぐため
・.開封後、使用中に起こる
微生物の二次汚染を防ぐため
一般的に化粧品の使用期限は食品よりも長く
開封後に手や空気を介して、微生物が増殖
してしまう可能性もあります。
また、化粧品にはアミノ酸、糖類や天然油脂など
微生物やカビのエサとなる成分も多数使われています。
微生物が混入し、繁殖すると化粧品が変質し、
肌トラブルの原因にもつながります。
つまり、化粧品を腐敗から守るために
防腐剤が配合されているのです。
防腐剤が配合されているのです。
※化粧品に使用期限が記載されていない場合は
適切な条件下で3年以上の品質が安定している
ことが必要です![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/116.gif)
・パラベン
→正式名称:パラオキシ安息香酸エステル
・フェノキシエタノール
→パラベン類と一緒に配合することで
防腐力が相乗的に高まるという研究もあるとのこと。
・ジオール(多価アルコールの一種)
→アルカンジオール、プロパンジオール、
1,2-ヘキサンジオール 等
ジオールは保湿剤として使用され、
防腐目的にも利用されています。
過去、アメリカではアイライナーの中に入った
菌により失明するという悲しい事件が発生しています。
これにより、日本でも1972年に日本化粧品工業連合会が
自主基準を制定しております。
アイメイク製品の中でも目の粘膜に近い
アイライナー>マスカラ>アイシャドウ>アイブロウ
の順で厳しく安全性が管理されています。
化粧品の品質を保つために大きな役割を担っている
防腐剤を正しく理解することで
安全面も考えて、正しく化粧品を使いたいですね。
安全面も考えて、正しく化粧品を使いたいですね。