小3の頃からなぜだか
おばあちゃんと暮らしていた
実家の隣だったけど
おばあちゃんと暮らしていた
 
 
毎日お手伝いをして
五目並べもした
でもトイレ掃除だけは苦手な私に
おばあちゃんはこう言った
 
トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで
 
 
その日から私はトイレを
ピカピカにし始めた
べっぴんさんになりたくて
毎日磨いてた
 
 
 
 
少し大人になった私は
おばあちゃんとぶつかった
家族ともうまくやれなくて
居場所がなくなった
 
休みの日も家に帰らず
彼氏と遊んだりした
五目並べも鴨なんばも
二人の間から消えていった
 
どうしてだろう 人は人を傷付け大切なものをなくしてく
いつも味方をしてくれてた おばあちゃん残して
一人きり 家離れた
 
上京して2年が過ぎて
おばあちゃんが入院した
痩せて細くなってしまった
おばあちゃんに会いに行った
 
 
「おばあちゃん、ただいまー!」
ってわざと
昔みたいに言ってみたけど
ちょっと話しただけだったのに
「もう帰りー。」って、病室を出された
 
 
次の日の朝 おばあちゃんは
静かに眠りについた
まるで まるで 私が来るのを
待っていてくれたように
ちゃんと育ててくれたのに
恩返しもしてないのに
いい孫じゃなかったのに
こんな私を待っててくれたんやね
 
トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
おばあちゃんがくれた言葉は今日の私を
べっぴんさんにしてくれるかな
 
 
 
 
気立ての良いお嫁さんになるのが夢だった私
今日もせっせとトイレを
ピカピカにする
 
おばあちゃん
おばあちゃん
ありがとう
おばあちゃん
ホンマに
ありがとう
 
 
 
 
 
 
☆植村花菜☆トイレの神様
 
 
亡き祖母の思い出を歌った
このトイレの神様
 
中国人も涙した曲。
 
9分という長い曲だけれど
すごくいい歌詞だなと思うよ☆
 
感動した!
 
 
 
是非聴いてみて(^^)
 
 
 
 
 
2度目の更新…ですが…
 
読んでくれてたら嬉しいです♪