すっかりご無沙汰しております。
最近いろいろとバタバタしておりまして、、
という言い訳はさておき、
もう今年も残すところ、学校は後1週間となりました。
そんな中、日本人補習校では音楽会、
ということで、子ども達が合唱や合奏を披露してくれました。
いや、何というか、
クオリティはね、
運動会などもなんですけどね、
日本の子たちの足元にも及ばないとは思うのですよ。
歌声レベル以前に、
まっすぐ並べるか、とか、きちんと「礼」ができるか、
という時点でです。
でも、みんなとても一生懸命歌っていて、
あー異国の地で、
平日は現地校で揉まれながら、
土曜日はこうやって補習校で日本語の勉強に励んでいる、
そんな子たちが
こんなにたくさんいるのかと思うと、
(各学年100名弱くらい)
なんだか
その子たちみんながいとおしくて、
涙が湧いてきました。
駐在の子って、
日本に帰ると
英語できていいな~
とさぞ、英語がなんの努力もなく自然に身についたかのように
羨ましがられるのですが、
英語・日本語 自然に身に付いたかはともかく、
現地校でも現地の子たちに劣らず、
日本に帰った時には日本の子たちに劣らないように
両方勉強する、
というのはそれなりに大変なことなのです。
(させる親もね)
倍とはいいませんが、少なくとも日本の子の1.5倍くらいは。
我が家なんて
現地校一年生、
補習校幼稚部
ですから、全然大したことはないのですが、
一年生になると補習校の宿題は一気に増え、
計算、漢字、と追いまくられます。
学年があがればあがるほど大変です。
いや、みんな本当に頑張っている。
まあ、日本の都会の子たちの方が、
英語を含む習い事を詰め込まれて大変、
というのもまた頷けますが、
駐在の子たち=英語が自然にできてラッキーな子
ということではなく、
みな、それなりに努力していることをわかってほしいな、と思います。
我が家などは、
息子ちゃんはすでにアメリカ生活の方が長いので、
いかに日本語力を維持して高めるかの方が頭が痛いのですが、
それは各家庭様々だと思います。
私の会社の同期などは
高校生くらいまで海外育ちで~
ということで英語ペラペラの人たちが何人もいたのですが、
今思うと、
英語はともかく、
彼らが普通に日本の社会人としてやっていける日本語レベルを保っていたこと
に敬意を表したくなります。
もし近々本帰国になれば、
次はせっかく身に着けた英語力をいかにキープするか、
が課題になります。
大変なことも多いですが、
貴重な経験ができていることは事実なので、
せっかくの機会を活かして、
できるだけ多くの物を吸収してもらうしかありませんね。