こんばんは、有伽(ゆーか)です。
すこしだけ、お久しぶりです![]()
「歌舞伎のお話を書かなくちゃ」と思っていたのだけど、有伽の知識で説明しようとすると難しくて・・・ついつい、書くのが遅くなってしまいました。
ごめんなさい。
歌舞伎はですね、有伽が思っていたよりもエンターテナーな感じでした。
どうやら有伽の頭の中では日本の伝統芸能というカテゴリで能と歌舞伎がごっちゃになってたみたいです。
それに歌舞伎ってわたし、昔話を演じているんだと思っていたんですね。
有伽が葵子たんに連れて行って頂いた演目は「四谷怪談忠臣蔵(よつやかいだんちゅうしんぐら)・仮名鑑双繪草子(かなでほんにまいえぞうし)・市川右近 宙乗り相勤め申し候」というものでした。
3幕あって
11:00~12:50 発端・序幕
13:20~14:20 二幕目
14:45~15:35 大詰
で全部でひとつの物語になります。
お話はですね、「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)」と「四谷怪談」に「菊宴月白波(きくのえんつきのしらなみ)」、怪盗五右衛門がごっちゃになったようなものでした。
市川猿之助という方が率いる一門がやっているのだけど、こちらの一門はあまり物語の中身を考えないで見た目楽しんで貰おうと言うのが趣旨で初心者でも楽しめる歌舞伎らしいです。
たしかに空を飛んだり舞台の下にごんごん沈んだり本当の水を使っての滝が舞台に登場してその中で皆がざぶざぶ飛び込んだりで華やかだったかも。
でも元々違うお話で、それが江戸時代には二日間かけて上演されていたのを昭和55年に無理やり1日に短縮して、それをさらに半日に縮めてしまったので歌舞伎自体が初めての有伽には話の展開が早すぎて何が何だか![]()
お芝居に合わせて解説してくれる貸し出しイヤホンをつけてようやくなんとか理解してついていく状態でした。
思ってたよりも言ってる言葉は理解できました。
あの話し方って、大きな舞台では聞き取りやすい話し方なんですね。
普通の話し方だと余韻が残らずにすっと消えてしまうけど、あの独特な話し方だと音を引きずるので耳に残って言葉としてつながるんです。
歌舞伎っておじさま達が演じているイメージだったけど若い人たちもたくさん登場して、4人で一斉にその場で宙返りとか走り回ったりけっこう身体を張った演技も多かったです。
同じ役者さんが何役もやっていて、しかも女形もやるので女形が舞台から消えたと思ったら次の瞬間男性の姿で別の役で登場とか早変わりもまるで手品のようでした。
詳しいストーリーは…どうお伝えすればいいのか。
ええっと、四谷怪談のお岩さんの旦那さんの民谷伊右衛門が元々は赤穂浪士なんですね。
だけど伊右衛門は敵討ちなんて馬鹿馬鹿しくてそれには加わらずお屋敷のお金を盗んで逃げてしまいます。
でも五右衛門みたいな泥棒にそのお金を取られてしまって結局貧乏で。
で、実は赤穂浪士のお殿様が切りかかった相手、吉良・・・じゃなくて歌舞伎では高師直(こうのもろなお)という名前なのだけど、その人には新田義貞の幽霊がとり付いてました。
新田義貞は足利尊氏に討たれて死んだ恨みがあります。
その手下である高師直が問題を起こして相手は即日切腹でも高師直にお咎めなしとなるのは分かっていたので、そうしたら世論が騒ぐと思ってわざと事件を起こしました。
そして幽霊になった新田義貞の息子が五右衛門みたいな格好の大泥棒で、死んだお父さんと一緒に怪しい妖術ばんばん使えます。
伊右衛門は伊右衛門で赤ちゃんを産んで産後の肥立ちが悪い岩が面倒だし貧乏だしで飽き飽きしてたところに高師直の部下の娘が伊右衛門を好きになってしまいお金と一緒に縁談をもちかけられて、邪魔になった岩に毒を盛ります。
そんなこんなで最後のほう、赤穂浪士討ち入りの場面では吉良・・・じゃなくて高師直側に使えていた伊右衛門は空中からお岩さんが出てきて身体が動けないようになったところを赤穂浪士に切り殺されてしまい、怪しい妖術で逃げようとした高師直の時には自害したお殿様が登場して妖術を封じられて首を切られ、大泥棒が妖術を使おうとしたらお殿様が伝説の矢を赤穂浪士の女装っ子、今でいう男の娘に託してやっつけさせる、とかいう・・・
なんだかしっちゃかめっちゃかというかなんでもアリかよ!というお話でした。
ご理解いただけましたでしょうか?
つっこみどころもあえて満載でした。
五右衛門みたいな大泥棒が空中に浮かんで「絶景かな、絶景かな」とそのまんま五右衛門のセリフを言ってみたり。
お芝居の中で無理やり離縁させられた奥さんの役を歌舞伎ですので無論男性が演じているのですが、その男性だけど女性役な人が「わたしが男だったらこんなことにはならなかったのに」と言ってみたり。
女性役の役者さんがしていた被り物の巻き方が流行して女性は皆真似ていたとか。
当時の最新時事ネタもたくさん取り入れてたみたいで、本当に歌舞伎って当時の粋な娯楽だったんだろうなあと思いました。
誘ってくれた葵子たんに感謝です。