京都で絞り小物を作る
六代目のブログです。

わさび漬け発祥の地である静岡市で
根強いファンを持つ

「野桜(のざくら)本店」が
今月いっぱいで閉店するそうです。

江戸末期、安政5(1858)年の
創業から160年。

守り続けたのれんを下ろすことになった
6代目の野桜行宏さん(46)は

「続けたいのに続けられない。」と…


私と同じ6代目という事で、
記事に引き込まれ

思わず読んでしまいました。

事業を継承していく事は
ホントに大変だと感じています。

静岡市のわさび漬けは
お茶やサクラエビと並ぶ特産品であり、

市民にとっては常に
食卓に上る身近な食品です。

それでも、
廃業に追い込まれるんですね。


最近では、着物関連の商品も
どちらかというと、

地域の特産品に近い動きなのかもしれません。

なおさら、身近な商品よりも
どんどん日常生活から

離れて行ってます。

着物も大切ですが、絞りの技術を
守って行きたいという思いの方が強いです。