京都で絞り小物を作る
六代目のブログです。

今日は「終戦の日」です。

今日の京都新聞の凡語には
戦争中の情報統制の一貫として

真珠湾攻撃直後から
天気予報は一切無くなったそうです。

軍による気象管制で、

気象情報は戦闘機を飛ばす
判断など軍事的に重要で

敵に知られたくない事が理由だそうです。

庶民には、予報や、気温、気圧、降水量と
いった情報は与えられず、

戦時中の周防灘台風で死者行方不明者が
1000人を越えました。

終戦後の9月17日に上陸した
枕崎台風でも、情報がなく

犠牲者3700人を越えたそうです。

気象管制が解除されても、
各地の測候所や通信施設の

空襲による被害が大きく
多くが機能不全になり

観測データを送信出来なかった
事が理由です。



現在は、スマホ一つで
降雨の状況や台風の位置

衛星からの雲の映像など
また、多くの人々の情報提供から

ピンポイントでの気象予測も可能と
なっています。


気象情報は世界中から集まりますが、
内戦の地は空白だと言います。


台風情報は、平和な日常の象徴だと捉えて、
耳を傾け対応したいと思います。