甘いもの好きなのですが、

中でも阿闍梨餅は
特に気に入っています。
 
初めて食べたのは
大学生になった時で
下宿先のおばあさんから
もらったものでした。
 
なんて美味い餅なんだ。
こんな餅が京都にはあるのか⁉️
 
大袈裟だけど
そんな風に思った事を
今でも思い出します。
 
この当時の下宿先は
大文字が見える
吉田山に建てられた
繊維問屋のオーナーが
持ち主の別荘でした。
 
送り火の時には
写真家が集まるそんな
所にありました。
 
この阿闍梨餅の
餡の材料となっているのが
丹波大納言小豆だそうで、
 
近年の作柄が良くないせいか
調達不足となり
減産と値上に追い込まれている
様子です。
 
 
良い材料の調達が難しく
なっているのは
我々も同じで
 
上手に絞って頂ける
職人さんが少なくなって
 
仕事が集中して
商品の納期の増大し
 
なんものになる率が
非常に高くなっています。
 
 
このままでは
夏物の商品が
 
夏が終わってから
完成するような勢です。
 
阿闍梨餅も味の
担保に苦労されているようですが、
 
我々もなんとか
絞り技術の継承に励んで
行きたいと考えております。
 
 

絞彩苑種田

店主

種田靖夫

 

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No.79