ある日
約束した時間に遅れた
10分くらいの遅刻

ちゃんと
仕事で少し遅れるとラインしてたのに

急いで待ち合わせ場所に行っても
Nはいない

ケータイを見ると

「きょうはもうやめましょう亅
と返事がきてた

焦ってNに電話をかけて
約束場所に来てるから
迎えに来てほしいと伝えた

無言。

待っていると

猛スピードでやってくるNの車(軽四)

車に乗り込み
笑顔で
「なんでよぉ、仕事だよ仕事
  しかたないでしょ亅
と私

あそこまで激興してるとは
思っていなかった。

猛スピードで車を発進させて
荒っぽい運転
急ブレーキ

それからNの
マシンガンのような
説教がはじまった。

「なんで謝らない?
 なんで謝らない?
 なんで謝らない?亅

もう私のアタマは朦朧としてきて

(あれ? 私ごめんなさいって
言わなかったのかな?それなら
私が悪い 私が悪い 私が悪い
私が悪いんだ
この人が怒って当たり前の事
してしまったんだ

私が悪い?

自分がライン読んでないとき

仕事だったんだから
仕方ないでしょ?って言ったよね

ああでも
私が一言
  
   ごめんなさい

って言ってたら
こんなに怒らせることなかったのに

やっぱり
悪いのは私なんだ)

涙が溢れてきた。

それは

怒られたことが悲しくて
泣いたんじゃなくて

それでもやっぱり

この
怒りかたは

普通じゃないな


なんでまた?

なんでまた?

という思いだけだった。