夜にふと気づくときがある。
話をしていてふとである。
それが何かが解らないものの
気持ちの悪いものではない。
それは心地のよいものである。
何か重要な言葉を伝えたわけでもなく
何か意味のある言葉を交わしたわけではない。
何かこう・・・
空気の琴線に触れる感覚というのか
同じ波長の上にいる感覚というのか・・・
互いがそれ意識していればなおさら
それは一つの縁なのかもしれない。
意識というのは脆いもので
人それぞれの価値観から生まれているのだろう。
その人の価値というのは千差万別で
一つのところに留まることを知らない。
だから一瞬一瞬を感じなければいけないのだろう。
一瞬が輝いているのであれば
それはひとつの何かの形になるものである。
そうでなければ・・・
幻
という言葉がいいのか
蜃気楼
という言葉がいいのか
今の私には定義付けることはできない。
砂漠の中にオアシスを求める事は悪い事ではないだろう。
でも
できれば月夜を彷徨うことはしたくないものである。
オアシスには必要なものがあるのだから・・・
駱駝の背は語っている。
一つの現実はここにある。
もう一つは先にある・・・。