最期の願いなあ、おい。俺が死ぬ時は、2人きりで居てくれ。そんで、俺の手を握っていてくれ。他のヤツらは、死んだ後にでも会わせてやってくれ。だけど、死ぬ間際はお前が側に居てくれよ。こう見えて、寂しがりやなんだよ俺は。言葉なんか要らないし、涙も、笑顔も要らない。お前の手の温もりだけを冥土の土産に持って行きたいんだ。生きてる時は、強欲だったから、死ぬ時くらい無欲で逝くよ。ただ、手を握ってくれ。ただ、名前を呼んでくれ。