お正月は半分寝正月、
半分お出かけといった感じでした。
お出かけは、奥様のバーゲンのお供に1日。
初詣に1日と言った感じでした。
初詣は京都府八幡市の「岩清水八幡宮」へ。
実は去年、厄年でしたので一昨年前の前厄から、
こちらの神社へお参りに来ています。
今年は後厄なので、後1年何事も無いように願うばかりです。
ゲームの方ですが、お正月のダラダラした時間の間に
「デッドアイランド」をクリアする事ができました。

総プレイ時間 ・・・・・・・・・・・ 46時間
終わらせたミッション ・・・・・・ 132

長かったなぁ・・・。
では、クリア後の感想を。
まずは良かった所。
☆ 良くも悪くも、そのボリューム。
メイン・サブ本編ミッション、DLCのアナザーミッション、
DLCのアリーナ(闘技場)モード、COOPモード、
すべて遊び尽くすなら何時間かかるか分かりません。
新規タイトルでこの作りこみは大した物です。
☆ 広大かつバラエティ豊かなMAP。
リゾート・荒廃した街・ジャングルなど、
ステージの雰囲気がガラリと変わるのは、
常に新鮮で良かったです。
特にジャングルは同じような風景になりがちですが、
高低差をつけ起伏に富んだ地形にしたり、
滝・川・集落・海辺・つり橋など色々なストラクチャーを配置し
マンネリな風景にならないように工夫されています。
また、MAP隅々まで探索すると、
アイテムボックスや、サブイベントなど
多種ご褒美が用意されているのも良い所。
☆ アナログスティックを使った操作。
前にも書きましたが、アナログスティックを使っての攻撃が
非常に楽しいです。(慣れるまでが大変ですが。)
思わず、スティックに力が入ります。
デフォルトではボタンを押すだけのデジタル入力なので、
アナログ操作に切り替える事をオススメします。
☆ ほぼ忠実にローカライズされた日本語版。
人間に対してのゴア表現はカットされましたが、
ゾンビに対しては問答無用。攻撃した部位がザクザク散乱します。
火炎瓶を投げればクロ焦げに。爆弾を投げればバラバラに。
血しぶきなども派手に飛ぶので、人によっては注意が必要です。
当方子持ちなので、いつも子達が寝静まってからプレイしていました。
このゲームにおけるゾンビの欠損表現は
ビジュアル的な視覚効果だけではなく、
戦闘での戦略的要素も含んでいます。
例えば、腕力の強い敵は、腕を攻撃してその攻撃を封じたり、
動きの早い敵に対しては、頭を攻撃し一撃必殺を狙います。
ゲームプレイ中、そのほとんどの時間がゾンビとの戦闘になるので、
この要素を省いてしまうとゲームの根本的醍醐味が失われてしまいます。
販売元としてはZ指定にするよりも、こういったゴア表現を省き
DまたはC指定にした方が、より幅広い年齢層に売れます。
ですが、今回の「デッドアイランド」においては
ゲーム内容の変更はほぼ行わず、Z指定で販売されました。
利益を優先する企業において非常に難しい判断だったでしょう。
利益よりも「原作そのままのゲームの楽しさを伝える」と言う方向で
販売の舵を切った「スパイク」は賞賛に値すると思います。
なので「良い」の方で判断しました。
☆ 美しいグラフィック。
リゾートビーチや、ジャングルの自然など、
非常に細かく綺麗に描かれています。
プレイして最初に異様な雰囲気を感じたのですが、
それは多分、この美しい背景とゾンビ達の気味悪さに
ギャップを感じた為でしょう。
また、建物内部の光源処理も効果的で綺麗でした。


次にイマイチだった所。
★ 主人公は4人のキャラから選択できるが、ストーリーは同じ。
シングルプレイでもストーリーは
常に4人で行動している事になっており、
個別のムービーシーンなどはありません。
マニュアルには、個々にバノイ島に来た理由が設定されていますが
ストーリーにはほぼ関係なく進行します。
キャラ別にサイドストーリーみたいな物が
あると周回プレイもしてみたくなるのですが・・・。
★ なぜか主人公と共に成長するゾンビ達。
武器のカスタマイズ要素に重点を置いてある為か、
主人公がレベルアップしても基礎のステータスに変化はありません。
レベルアップの利点は
・そのレベルに応じた武器が扱えるようになる。
・スキルを身につける事ができる。
のみ。
さらに、主人公のレベルに合わせてゾンビ達も強くなる仕様なので、
主人公を強靭的に鍛え上げ無双のように暴れる・・・
と言った事がでません。
常に緊張感のある戦闘になるので
これでも良いのですが、
やはり強い武器などで無双してみたい物です。
MAPごとにゾンビ達のレベルに上限を持たせたら
良かったかも。
★ 武器の改造材料。
MAP上の棚や箱・籠・・・etcに隠されている、
色々な材料を組み合わせて武器を改造するのですが、
材料によって使う頻度の差がとても激しいです。
使わない物はほとんど使わないし、
使う物はたくさん消費し、足りない事もしばしば・・・。
結局、一つの材料が足りない事で、
複数の武器が作れない場合がよくあります。
レアな材料はともかく、
もう少しこのあたりを平均化して欲しかったです。
★ 所持できる武器が少ない。
所持できる武器の数はスキルアップさせて
増やす事もできるのですが、
回復薬や爆弾なども含めての所持数なので、
どうしても足りない感じになります。
後半は、泣く泣くレア武器を捨てる事に・・・。
★ すぐに壊れる武器。
武器には耐久度が個々に設定されていますが、
比較的耐久度の高い武器でも、あまり頑丈ではありません。
また、耐久度はMAP上に点在する
作業場でお金を支払い回復できますが、
耐久度が50~60%残っていても、莫大な金額を請求されます。
なので、残り耐久度80%くらいで次々と武器を代えるのが理想なのですが、
上でも書いた通り、それほど武器はたくさん所持できません。
ゲームの進行具合によっては
なかなか作業場の出ないシーンもあるので、
このあたりのバランスは少し悪く感じました。
★ 難易度の上がり下がり。
普通はゲームの進行と共に難易度は上がっていきますが、
このゲームに関しては場面によって難易度が
上がったり、下がったりと波があります。
個人的に、2MAP目の荒廃した街は
最初ゲームオーバーの連続で苦労しました。
★ お使いミッション。
この手のゲームではありがちですが、
やはり連続して頼まれるとゲンナリします。
特に、後半はメインミッションで細かいお使いを頼まれるので、
拒む事ができず食傷気味になります。

以上。
基本1人称視点のオープンワールドなので、
フォールアウトや、オブリビオンが好きな方は
かなり楽しめるのではないかと思います。
一見、FPSのような画面ですが、
武器はどれもアナログでドンパチできませんので
注意しましょう。
続編は「Dead Island Riptide」と言うタイトルで製作中のようです。

トレイラー映像を見た所、
舞台はジャングルぽい島ようですが
同じような画面なのでマンネリになっていないか少し心配。
今年春以降に発売予定なので、期待しています。
現在は、Wiiソフトのこれまたゾンビ物のタイトルをプレイ中。
なかなか難しくて先に進みませんが、
またレビューしてみたいと思います。