間が開きましたが
前回のエッセイの続きです。
~小学2年生の時、
友人T君の家に友達皆で遊びに行った時の事。
T君の家のTVの前には、見慣れぬオレンジ色の機械が。
そしてT君が誇らしげに機械を作動させます。
当時、学校から帰宅する2時~3時台のTVの
ブラウン管には「2時のワイドショー」か
「3時のあなた」などの情報番組、
または再放送のドラマや時代劇など、
子供らには不人気の番組が映るだけでした。
ですが、なんと、T君の家のブラウン管にはゲーム画面が!
ゲームセンターでしかできないビデオゲームが家の茶の間に
映っているではありませんか!
初めて触れるTVゲーム機に
皆で一喜一憂しながらゲームプレイしたのを覚えています。
・・・・外遊びしか知らなかった、
私と友人達にはとても新鮮な出来事でした。
T君家のTVに映ったゲームは
「テレビテニス」というゲームで、
テニスと名は付くものの、実際のテニスとはほど遠い物で、
上下の壁に跳ね返る四角い球を
画面両端の長方形のラケットで打ち合うだけの
単純なゲームでした。
(当時のゲーム画面ではありませんが、こんな感じです↓)
TVは電波に乗ってやってくる番組を受動的に見る物。
ですが、TVゲームは画面に映るラケットを
能動的に動かす事ができます。
これだけでも、とても不思議な感じがしました。
「テレビテニス」は白黒画面で、
ゲームセンターにあるアーケードゲームには
とうてい敵わないシンプルな物でしたが、
私にとって初めてのTVゲーム体験は
新鮮かつセンセーショナルな出来事で、
深く脳裏に刻まれました。
・・・・その後、
TVゲームを持っているT君の噂はたちまちクラスに広まり、
しばらく大挙して子供らがT君の家に押し寄せます。
「子供は外で遊ぶもの。」
ついにはT君の家でゲーム禁止令が発令。
結局、T君の家でゲームができたのは、ほんの数週間ほどでした。
皆残念にしてたかと言うと、そうでもなく、
一過性の流行が通りすぎただけの物で、
なにも無かったかのように
また外遊びに夢中になります。
ドロ巡(警ドロ)や、カクレンボ・三角ベース・昆虫採集
ヒーローごっこ・秘密基地も作ったり・・・。
その後、しばらくはゲームとはまた無縁な生活になります。
~つづく (のか?)