スキーマ(schema) | ティル・ナ・ノーグ Tir na n-Og
スキーマ(schema)とは「心の法則」と呼ばれる、精神医学的に大変重要な用語です。心理学を踏襲されている方は「既有知識」というとピンとくると思います。私は初めて知りましたし、意味もよく分かりません。無論、日本語の『隙間(“心の隙間”など)』とは何ら関係ありません(笑)


これは自分が勝手に勉強したことなので、知っている方はスルーして下さい!自身の今後の治療の糧になればと思い、書き綴ります。

スキーマはその人が固有に持っている考えのことで、現実を自分だけのフィルターを通して知覚すること。誰もが同じ生育歴・生活歴を持つわけではないので、フィルターの種類は十人十色。普通は無意識の中に存在するので、意識的にそのフィルターを見ることはできません。

スキーマ
に外的刺激が加わると、自動思考が生まれます。自動思考は「勝手に浮かび上がる考え」のことで、例えばドラゴンボールのベジータ
ベジータを見たときに『あっ、あれはサイヤ人の王子だ』などとその気になっていたお前の姿はお笑いだったZE☆根拠もなく認知することです。
この自動思考に至るまで、良いスキーマと悪いスキーマを通すことで全く意見が分かれます。良いも悪いも、誰でもその両面を持っています。うつの傾向にある人は悪いスキーマが全面的に表れてしまい、自己に否定的になる、マイナス思考が浮かび上がってくる、自分は人より劣っていると考えるようになります。これを認知のゆがみと言います。

そのゆがみを矯正する方法として挙げられるのが、認知行動療法です。日常で起こる様々な自動思考を、他者と共同で考えます。「私はこう考えた。あなたはどう?」という具合に、他の人がどう感じ理解しているかを比較すると、自分の認知のゆがみがはっきり明確化してきます。これを繰り返すことで自身のゆがみを正常化=悪いスキーマに振り回されないようにすることが可能です。


もちろん予防することも重要です。うつにならないために。その単純な例がブログ掲示板です。人の不幸をあざ笑う書き方をするブロガーや、何かとつけて罵詈雑言を吐く掲示板の書き込みなどを利用すると、どんどん自分の悪い方のフィルターが出てきてしまいます。なので、快活で明るいブログなどをチェックしていくことが悪いスキーマを引っ込めるのに役立ちます。

私のブログも、かなり悪いスキーマから生まれた記事ばかりなので、読者様が安心して読めるように、精進していかなきゃならないですね


長文失礼しました
m(_ _ )m