先日、ここ数ヶ月使用していたXXSサイズ(51cm)のコルセットが不慮の事故で壊れてしまいましたえーん

 

マッサージチェアから立ち上がろうとした瞬間、バスクがボキッて折れちゃいました笑い泣き

 

コルセットを体に慣らすのに大体2週間くらい必要だから、たとえ見た目がちょっとぼろくなってきていても、体に慣れたコルセットはどうにも捨てがたいですウインク

 

コルセットダイエット進行期で、ガンガンサイズダウンしているときなんか2~3週間で1、2サイズダウンしちゃうから、使わなくなったコルセットも貯まっているかもしれません。

 

貧乏性なのか古くなったコルセットや壊れたコルセットがなかなか捨てられずにいます。

 

とはいうものの、コルセットダイエットを始めて、一切筋トレとか運動の類はせず、食事制限だけでせっかく痩せたのだから、大幅リバウンドで元のサイズには戻らないぞっていう決意だけは一兆前です。

 

 

そこでMAX200円で少しでもコルセットを長持ちさせようと考えました。

 

コルセット自体はわずか3000円程度のものですから、決して高いわけではありませんが、上に書いたように体に慣らしたコルセットは、もはや体の一部と化していますから、プライスレスな価値があります。

 

 

この200円、厳密には消費税が加わって216円ですけどあせる

 

これで買うものはコルセットと同じ色の糸と、手縫い用の針です。

 

すでに持っていれば実質コスト0円ですけど・・・。

 

 

高いコルセットと、工場で大量生産するコルセットにはいくつか違いがあります。

 

1シルエット

 

コルセットを締めたときのくびれの量とかです。

これはどうにもならなさそうですが、そもそも線が細い日本人の場合、根本的にお尻が小さいので、有名コルセットのプロパー商品の極端なくびれではお尻がぶかぶかになってしまう可能性が高いです。

ネットで適当に拾った画像ですが、このお尻の大きさはなかなか日本人にはいないでしょう

だから、外国人から見たら「ファッションコルセット」っていう領域のものでも十分だったりします。

 

2生地の違い

 

これはどうしよもうないです。

でも、すごい高いコルセットでも安い生地のこともあります。

ただ、裏地が打ってあったりとかになると、話が違ってきます。

くびれの部分を強化するベルトくらいは適当なサテンリボンを買ってきてくっつければいいです。

 

裏地については、コルセット2着を使って1着を犠牲にすればできそうですが、それならはじめから裏地の打ってあるレイヤードやワッフルタイプのものを買えばいいだけのことです。

 

3部品の違い

 

実はメインとなるボーンは安いものでもちゃんとしたものが使われています。

ここは売りになる部分なので、たとえ大量生産品と言えども手を抜きません。

っていうか買えば済むようなものは、工場の生産ラインに影響を与えないですから・・・。

 

ただ、前の留となるバスクボーン、コルセットの紐を通すところを補強するための4本の板状のボーン、コルセットの紐が通るハトメは違います。

 

ハトメは決して高いものではないので、日本製のもっといいものと付け替えてもいいです。

高いコルセットはバスクボーンの後ろにもう一枚バスクボーンと同じ幅の板状のボーンが入れてあります。

 

これは大きくて着れなくなったコルセットからボーンを抜き取って追加すればいいですね。

 

4本の板状のボーンだけはちょっと困っちゃいます。

コルセットのデザインにもともと組み込まれていない場合、コルセットにボーンを入れる部分を追加しないといけないです。

このボーンは単なる鋼の板金のため、ホームセンターで手に入りそうです。

 

それぞれちょっと手間がかかりますねアセアセ

 

4縫製の違い

 

大量生産品は普通の番手のミシン糸で普通に直線縫いしています。

コルセットは体に密着しているため体を動かすたびにものすごい負荷がかかります。

強度と歪みにくさでどうしても大量生産品は分が悪いです。

 

ここが一番の違いだと思います。

 

そこで登場するのが100円ショップで買った針と糸です。

 

お裁縫が特に得意である必要はないです。

 

Abooもお裁縫なんてしたことなかったですから。

 

 

ボーンが飛び出してこないように補強してあげるだけでも高いコルセットに一歩近づきます。

 

ミシンでは届かない部分を手縫いで足してあげるだけです。

 

一か所につき1cmくらい縫うだけです。

 

でも、24ボーンだったら合計48か所もやらないといけないので結構大変ですけど・・・アセアセ

 

 

さらにこだわるなら、コルセットを縁取っているトリムをもっと厚みのある綿のものに変えるといいです。

トリムの上からもう一枚重ねるだけでもいいです。

 

これは糊付けしてから縫い足すだけなので案外簡単です。

 

さらにさらにこだわるなら、コルセット自体の強度を増すために、ボーンを一度全部取り外し、ミシン掛けしてある部分をもう一度重ねてミシンをかけるといいでしょう。

そのときついでにフェルトでできた薄手のボーンのポケットの上に、丈夫な綿の布を重ねてあげれば完璧です。

 

最後にボーンを戻し、トリム部分を手縫いしたら完成です爆  笑

 

ぶっちゃけめちゃくちゃ手間かかります。

 

1日や2日じゃ終わらないレベルです。

でも、ここまでやれば、メーカー品コルセットに負けないくらいのものに仕上がっているはずです。

 

 

こういった細かなDIYを楽しんでみるっていうのもいいかもしれませんね