今年の4月1日は日曜日ですか・・・。

日曜日ってブログ更新するチャンスがないから、新年度最初のネタはちょっと早いけど、3月30日に公開しますニコニコ

 

 

今回はちょっと深刻なお話を・・・。

 

コルセットをしたら肋骨が変形叫び

コルセットダイエット危険すぎドクロ

 

今までコルセットダイエットを続けてきたAbooですが、こんなに残念な結果をお知らせしなければならず、誠に申し訳ございませんショボーン

 

大変深刻な内容ですが、今後誤解が生まれないように最後までお読みくださいおねがい

 

 

症状としては、肋骨が大きく下側に弓なりに変形し骨盤の中に入り込み、一部の肋骨が腸やその他の内臓を傷つけてしまったようです。

 

特に沈黙の臓器と言われる肝臓へのダメージは深刻で、肝臓が肋骨の外にはみ出してしまいました。

 

さらに胃はコルセットで締め付けた原因で、大きく垂れ下がりおおよそ膀胱のあるべきところまで移動してしまいました。

 

今度MRIを撮って脊椎の変形と神経系の異常が見つかった場合、その場で即入院となり、脊椎再建手術が必要となります。

完全寝たきりになってしまうので、ブログの更新もできなくなりますえーん

 

今までコルセットダイエットを他の人にも勧めてしまい申し訳ない思いでいっぱいですショボーンショボーン

 

 

まだ、続きますので、もう少しお付き合いください。

 

 

 

 

 

いえ~い!!

 

ねっ?騙された?

 

 

四月馬鹿~ドクロ

 

April Foolだよ~ん!

エイプリルフール!!!!

 

 

でも、ここに書いたことは真実ですびっくり

デマとして広がったものとしての真実ですけど・・・。

 

 

まあ、コルセットに限ったことではなく、極端なブームが来たものには、この手のデマはつきものです。

 

例えば、フラフープで腸捻転になるとか、漫画を読むと馬鹿になるとか、携帯電話を胸ポケットに入れると心臓病になるとか・・・。中東戦争でトイレットペーパーが危ないとか・・・。隣の家の住民は魔女だとか・・・。毎日ハンバーガーを食べると癌になるとか・・・。

 

まあ、枚挙にいとまがないです。

 

大体、この手のデマは、イメージから連想して、もしかしたらと感じる不安感を煽ることで成立しているような気がします。

 

デマそのものは太古の昔から存在していますが、今風に言えば逆ステマに乗せられたといったところでしょう。

 

 

でも!

 

どうしてこんなデマが流布されたのでしょうはてなマーク

 

コルセットについてのデマの多くは1910年代後半に端を発します。

 

時代はまさに絶頂の好景気。

今の言葉で言えばバブルでしょうか。

日清、日露戦争にも勝利した日本は大正バブル。

欧米も近代化があまねく広まり、同じくバブル期。

 

バブル期の特徴として、男は成金趣味に、女は奇抜なファッションに、いつでも同じです。

 

 

平野ノラのバブル時代のファッションが物語ってますね。

Abooの個人的な感想だと、女性のファッションよりも胴長短足の男が謎の紫のダブルのスーツをだぶだぶのパンツに合わせているのが一番奇妙ですが・・・。

あと、ボディコンファッションね。

あんな安っぽい縫製と素材であの値段で売っていたんだから・・・。

六本木交差点から六本木通りに入って左側の方なんか、電気を煌々と点けて、安っぽいボディコンワンピースを真夜中まで売ってたな~。今はどうなったんだろう~。

 

 

でも、バブルです。

弾けます。

弾けました爆弾

 

一気に不景気が襲います。

 

ヨーロッパは第一次世界大戦に突入していきます。

 

終わりの見えない塹壕戦ドンッ

毒ガス兵器での大量虐殺メラメラ

戦車や航空機といった今まで見たことのない兵器の登場爆弾

 

ある意味、当時の科学技術の結晶です。

 

ちなみにこのころすでにレントゲンも最先端技術として登場しています。

 

戦争で必要になった生産設備、鉄、布などコルセット製作に欠かせないものが軍需産業に転用され、いままで愛用していたコルセットは、日本が太平洋戦争のときに鍋まで供出したのと同じように供出させられました。

 

供出を促進させるためにコルセットへの風当たりが悪くなるようなプロパガンダが流布されます。

 

 

コルセットで肋骨が変形したレントゲン写真は、ときどきコルセットのコミュニティでも話題になりますが、ねつ造品多いらしいです。

本来映らないものが映っていたり、映らないといけないものが映っていなかったり、アナログ手法で加工した写真らしいです。

 

内臓が移動してしまうよく話題になるイラストがあるのですが、これもまた、当時の医者が想像で描いたものらしいです。

 

究極が遺体から再生したコルセット着用者の骨格再現モデルです。

肋骨は非常に柔らかく、仮肋と呼ばれる下半分の肋骨は軟骨でぶら下がっているだけです。

土葬文化の西洋でも、軟骨は風化し普通は正確な骨格モデルを再現できません。

そこで、骨が石灰化していしまう病気の人の遺体を、お墓から掘り返して、骨が変形したと主張したそうです。

しかも、一部脊椎の並び順も意図的に取り違えてより変形を強調したというから恐ろしいです。

 

 

ということでエイプリルフール企画でした。

コルセットをしたところで閲覧注意画像のような骨格変形はしませんのでご安心をビックリマーク

 

 

お互い誇大広告に騙されないよう注意していきましょう!!

 

そんなときは、ジャロってなんじゃろ?、じゃ、ロッテなんじゃろ!

 

そういえばバブル期に

「Don't believe the hype」(誇大広告を信じるな)なんて曲をPublic Enemyが出してたな~。