こんにちは。小島です。

第4回目のブログがやってまいりました。

 

「ドラマから、キスシーンがなくなるかもしれない!?」と新聞で見たのは4月頃。なぜか私は異様に落ち込みました。。。「ロンバケ」のキムタクさんと山口智子さんのキス、「花男」の松潤さんと井上真央さんのキス、「やまとなでしこ」の堤真一さんと松嶋奈々子さんのキス・・・みなさんは、どのキスシーンが好きですか???

キスシーンが減るというショックを少しの間だけ満たしてくれたのが、フジテレビで放送されたキスシーン特集。部屋の中で一人、興奮しまくっていました(笑)。あのときの自分をビデオで録画していたら…それがもし流出でもしようものなら…エライことになっていたと思わざるを得ません…(笑)

 

なんでこんなに落ち込んでいたかといいますと…キスシーンが好きだからとの一言に尽きるわけではありますが、「日常」がそこまで失われてたまるものかという、一種の怒りであったということもまた事実でありました。

まあ、そんなわけで、言いたいこととしては、いかに「日常」が大切かということです。

 

私自身、前にも書きましたが、「新しい日常」をひたすらに連呼するのには、違和感があるんです。これまでの伝統や文化、慣習といったものを最大限尊重したうえで、「新しい」という語は使うべきではないかなと思っています。これまでの「日常」で積み上げてきたものが多い人ほど、今回受けているダメージは相当なものがあると思うからです。だから、表現としては、「これまでの日常を土台とした新しい日常」がベストかなと。今まで頑張ってきた人たちに敬意を忘れない姿勢って、めっちゃ大事だと思うんです。。

 

毎日毎日トライアルアンドエラー。何が正解かわからない。どうすれば効率よく仕事ができるか。どうすれば少しでも心を落ち着けながら生きていけるか。

私もオンライン授業で度々の回線エラーに悩まされ、何度も気持ちが切れそうになってきました。これまでは回線に困ったことがないのですが、かなり多くの方がリモートワークである現状、こういうことが起こるんでしょうね。。。これって、どれだけ自分が努力してもどうにもなるものではない。そうであるにも関わらず、突貫工事で始まった「新しい日常」に対応しなくてはならない。まあ、大変ですよ。。。と、けっこう多くの人が思っているのではないでしょうか?

これもまた、「日常」が変わったことによる苦労なのかなと思います。

 

これらの事実から言えること。それは、「新しい日常を頑張ろう」というスローガンだけではだめだということ。こうして色々な歪みが出てきているなら、その解決策を考え、共有していくこと。他者の視点に立ち、考えていくこと。何よりも辛い思いを抱えたり、苦しい思いをしたりしている人に寄り添うこと。これからもっともっと大事になってくると思います。

 

私たち、学生団体 CORS Projectは、「Think for you~あなたのために考える~」をモットーに発信をしてきました。皆さんにどれだけの笑顔を届けられたかはわかりませんが、メンバー全員で考え抜いてきたと自負しています。

私自身は、これからも「日常」をテーマに発信していきたいと思います。これまでの「日常」は、尊いもの。コロナ禍が起きてしまった理由は、色々あると思います。その原因を突き止め反省したうえで、これからも先人が紡いでくれた「日常」を守っていきたいです。

「日常」を守る。できることなら、なんだっていいと思います。スーパーで買い物するときに笑顔でお金を渡す。人とぶつかりそうになったら、謝る。優しい言葉でメールを送る・電話をする。それは「これまでの日常を土台とした新しい日常」でも何ら変える必要のないことです。そして、過去へのノスタルジーを捨てないことだってね。

 

最後に、AKB48の「After Rain」の大サビの歌詞を紹介して筆を擱きます。

<涙流した後は さっきより笑顔になれるんだ ここであきらめずに 今の自分にできること 風の向きが変われば 雨も止んで晴れ渡る 明日が来る

キスシーンがまた撮影できる日を夢見て、これまで通りの人との交流ができる日を夢見て、生きていきたいと思います。