こんにちは。学生団体 CORS Projectです。
昨日、第2回オンラインディスカッションを行いました。以下はその議事録です。ご覧ください。

【第一議題】「今後の日本の財政に予測される事態について」

参加者の一人の問題提起
経済の先行きが不安だ。会社の収入減と失業者の増加、そこから税収減も見込まれる。
→この状況で補償を行うということでは、支出ばかりが膨らむことになる。
→国家財政の破綻につながる危惧。

【反論】
・今はどういうことがあっても支出を行い、弱者を救うべき。我々学生も例外ではない。
・結局、財政の危機を国債等の借金で補うため、国家財政の破綻には繋がらないのでは?
・借金をすれば、財政の状況が好転することはなくとも、破綻に至ることはなく、現状維持の財政を続けることができるはず。
←しかし、このまま国債を出し続けると、そのしわ寄せが将来世代に行ってしまう。

経済政策を考えるのは非常に難しい。今回は、経済について自分なりの考えをぶつけ合うことにした。

・国の借金について国民の当事者意識を醸成することは難しい。
←しかし、将来の財政健全化を見据えると、そのような意識を国民に持たせることが不可欠ではないだろうか?

・現在の政策についてどう思うか?
簡単に言えることではないが、今以上に政策決定者の多様性がほしいと感じる。
ex)障害のある人、失業者、学生の参加などをより強く進めてほしい。
→国の政策に納得ができない人の減少につながる。
→「意見のバランス」がとれる。市民から国会への「信頼」も今以上に強まるはず。

・また、政策だけで手が及ばない点は、国民と国民の助け合い、「共助」で支えれば良い。国には、その「共助」を促進するシステムづくりをより強く進めてほしい。

・「文化」や「若者の力」などに活力を与える予算がもっとほしい。国家の進退を左右する重要な要素だと思う。理屈で説明できないようなものを守るための予算があっても良いのでは?
例)「大学生予算」

続)新型コロナウイルスによる影響と今後の可能性について②