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こりーさんのブログ

長男と共に37歳でサッカーを始めた父が、サッカー、子育て、ユーチューブや他競技から学んだこと、感じたことをなどをブログに綴っています。
「気づき」や「感じたこと」を伝えていきたいと思っております。

フェネルバフチェがトルコスーパー杯で試合放棄、不当な扱いに抗議 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

 

【4月8日 AFP】サッカートルコ1部リーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)が、7日に行われたガラタサライ(Galatasaray)とのスーパーカップ(2023 Turkish Super Cup)で、不当な扱いに抗議して開始3分でピッチを去り、試合を放棄した。

 

 試合前のトルコメディアの報道で、キックオフは行うがその後に試合を放棄する予定だと伝えられていたフェネルバフチェは、U-19のメンバーをピッチに送り出すと、ガラタサライのマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)のゴールで先制された後の開始3分にピッチを後にした。

 

4月の話であるが、自身は日本人はこんな時、お客さんや関係者などに迷惑が掛からないようにと、コンディションが悪く不当に不利な条件下でも無理をして試合をしてしまうと思う。

 

そうしないとファンや関係者、スポンサーからのクレームが入る事で立場を失ってしまう可能性もあるため、本人たちが望む・望まざる以上に、無理をしてでも興行を開催しないといけないという価値観が強いと感じる。

 

日本で行われたサッカーの試合を例に挙げれば、2月17日に行われたリーグ王者と天皇杯王者が戦う富士フィルム スーパーカップでは、川崎は2月13日に行われたACL(アジアチャンピオンズリーグ)の影響で主力を大幅に入れ替えJリーグ王者のヴィッセル神戸と対戦していた。

 

元々決まっていた日程ではあるが、チームとして一方が全力を出せない体制の上での決戦となると、見る側としては神戸が勝っていたら納得いかないし、川崎の勝利にも日本一強いチームのその姿を見れたのか、見れなかったのかと、自身は少しもやもやした気持ちを感じる。

 

長年TVを通してスポーツを見た印象ではあるが、欧米の選手は不当に対して抗議し試合を放棄することが多く、日本人は不当と分かったうえでも試合に臨んでしまうことがあると感じる。

 

その結果、欧米では選手の価値がまもられ、日本では興行主やスポンサーのメンツは守られるが、選手の価値は勝ち負けに応じて不当に下がってしまうこともあると、スポーツニュースなどをTVを通してみていると感じる。

 

話題は本日に変わり、

モンスター井上尚弥 VS 悪童 ルイス・ネリの一戦は、ボクシングの興行としては34年ぶりに東京ドームにて行われる。

ドームでのボクシングの興行はマイク・タイソン 対 ジェームス・ダグラス戦以来34年ぶりだそうです。

 

 

井上の対戦相手のルイス・ネリは過去に山中慎介選手と2回世界戦を行っており一度目は4回戦でTKO勝ちの後、筋肉増強剤の成分が検査で検出されて無効試合に。

山中はどうなるのか?WBCがネリの薬物陽性を発表 - ボクシング : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

 

山中選手の引退試合では、唯一黒星の相手(無効試合だけど)、ということで指名を受けての再試合になったが、その際には大幅な体重超過で対戦前の計量で失格。

 

当日ネリは自身の計量失敗で試合を台無しにしておきながらも、あまり減量をしない元気な体、4階級以上うえの体重で試合に臨んだ。

そして日本人的な遠慮や忖度なしに気持ちよく2ラウンドでTKO勝ちを収めた。

 

(山中選手やファンの気持ちを考えたら申し訳なくてしょうがないはずだが、そんなことはお構いなしの感覚が、個人的にはナチュラルに南米人のハングリーさだなぁ、と感じます。)

↑(まるで反省してない顔が、キャラクター的には最高ではあるが、 (笑))

 

 

4階級上の体重だったネリの暴挙に汚された元名王者山中慎介のラストマッチ(THE PAGE) - Yahoo!ニュース

 

ネリとのリマッチでは明らかな相手の体重超過があり、闘うことで自身が不当に不利な状態での対戦になること、その上で戦って負けることが自身の評価を下げる可能性もあることを知っていながら山中選手は試合をすることを選んだ。

 

 

山中選手はネリとのラスト2戦以外は無敗で、相手の不正や不注意(筋肉増強剤が故意でないのであれば)によりボクサーとしての歴代最強のイメージや自身のキャリアをつぶされ、日本のファンも真剣にまじめに一生をかけて取り組んだ山中選手の大舞台を台無しにされた。

 

許せん!悪童ネリ。である!

 

 

一方のネリは不正とプロ失格の体重超過で、不戦敗を記録を残しながらも、山中に勝利し【最強】の名声には傷がつかないまま。

 

悪童ネリはヒールの象徴として世界中から敵視され、首を狙う者も多くファイトマネーも上がっていそうな印象だ。

 

そんな悪童を正統派でありながら最強の呼び声も高い井上尚弥が倒してくれることを本日は期待しています。

 

勝てばマンガの伏線回収みたいになるし、負けたら日本人に足りないものは何なのか、学びの多い試合になるしで、どちらにしてもエキサイティングな試合になりそうです。

 

でもとりあえず買ってほしい、7~9回くらいでノックアウトだと一番すっきりしそうです。

 

がんばれ井上尚弥!