小学生のマラソン大会に見る、早熟と晩熟 | こりーさんのブログ

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長男と共に37歳でサッカーを始めた父が、サッカー、子育て、ユーチューブや他競技から学んだこと、感じたことをなどをブログに綴っています。
「気づき」や「感じたこと」を伝えていきたいと思っております。

先日地域で小中学生のマラソン大会がありました。我が子は50人定員のレースで「楽しんで20位になる」と言っていましたが、前日より調子を崩し、風邪でリタイアが決定。私と妻は日々、自律性のない生活を送っていた息子に、ここぞとばかりに「スタートラインにも立てずに敗北だ、闘うことさえできていない」と言いたい放題でした。

 

当日の朝、応援の声で目の覚めた私は、息子が出るはずのマラソン大会を応援するために沿道に出ていました。息子の同級生や娘(おねえちゃん)の同級生の中で知っている子も走っており、そのたびに「がんばれー!」と言って、運営ボラからもらった旗を振っていました。

我が家はマラソンのスタートから600ⅿ~700ⅿくらいのところに位置しているのですが、一番目を引いたのは小学生5~6年女子の1位・2位争いでした。

 

一番で通過していったのは大柄で大人のような体系の女の子、12~13ⅿ程遅れて2番手で通過していったのは、背が高くすらっとしていながらも、姿勢を保つ筋肉はしっかりとしており、ステップも軽やかであきらかに何かのスポーツをしている、女の子でした。

 

下記の下手な絵ですが、足を前に出すためには腰を回転させつ必要があり、肩が広く腰が小さければ容易に腰の回転ができ、逆に肩に対して骨盤が大きいと腰を動かすために大きな力が必要になり足の回転は遅く、走りにくい体形となると為末大のユーチューブで言っておりました。

 

小学校の高学年から高校くらいまでは、早熟・晩熟の差が大きいとは聞いていたが、実際に目にしてみて、自身の子供のサッカーでもこれ以上の差がある中で18~20歳くらいまでサッカーをやり続けることがどれほど大変なことかと感じました。

 

為末氏の動画で本当は別のもので、「女の子も高学年になってくるとぶりっこで手を横に振っているのかと思っていたが、骨盤が広くなってくることで手を横に振るようになっているのだと気づいた」、「肩幅が広く、骨盤が小さいとスムーズに足が出る」みたいなことを言っていた動画があったような気がしますが、見つけるのも大変なので下記の動画を…

1:53 違い②人種、骨格(肩幅と骨盤)

また、骨盤が大きいと支持基底面積が大きいので、走るのは遅くても別の強みは確実にあると思います。

 

結局、骨格や走り方うんぬんがあっても、小6ぐらいの年代では、成長の速い子供の強さが圧倒的に光る年代だと心に刺さりました。ガーン