週何回か、一人暮らしの彼女の家か出張先のホテルでSEX。
我ながら、よくこんな回数出来るもんだなと思う。
不思議とカラダの相性がいい。別にとりたてて彼女のプロポーションがいいとかセクシーだとかいうわけじゃないけれど、行為の後に感じる充実感というか充足感というか、そういう感情は今までの女の中で一番なんじゃないかと感じている。
性癖としては、彼女はMで、俺はSなのだろう。
でも、互いに痛みを伴うことをしたりされたりするのは好きじゃない。俺は命令するのが好きで、彼女は命令されるのが好きなのだ。
面白いのは、例えば彼女に「舐めろ」というと全身どこでも舐めてくれる。なのに、「好きにしていいよ」というと彼女はとたんに困惑し、「何していいかわからない」と言う。「自分のやりたいようにやれば?」といっても、「貴方が喜ぶことをしてあげたい。だから何でもして欲しいことを言って」となる。
その不思議なくらいの従順さが、時に愛おしく感じ、時に不安さを感じる。
『こいつが今やってることは、実はそんなに自分自身ではやりたいことじゃないんじゃないか・・・?』
『俺が命令してるからやってるだけで、それは実は知らず知らずのうちにこいつのストレスになってるんじゃないか・・・?』
だから、俺は事あるごとに彼女に聞く。
「お前、ほんとにそれはやりたいことか?」
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さっき、「俺はS」と書いたけども、実のところそれは微妙で、嫌がる相手に無理やり・・・、みたいな征服欲や陵辱欲は俺は実はあまりない。被奉仕欲はあっても、それは相手がその奉仕行為に悦びを感じていることが前提だ。
(とはいえ、彼女が恥ずかしがるようなことをさせてみたい・・、という欲望はある。ただこれもややっこしいけれども、その「恥ずかしさ」を彼女が「快感」だと思ってくれないと俺も楽しくないのだ。わかってもらえるだろうか。。。)
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彼女とはカップル喫茶・ハプニングバーにも何回か行った。
別にパートナー交換をするわけではなく、単に相互観賞するだけだが、普段より彼女の羞恥心が強まり、刺激的なSEXになる。
彼女にフェラチオさせながら、尻をあげさせ、周りから見えるように自分の性器をいじらせる。
彼女は恥ずかしそうな、そして喜悦の表情を浮かべながら、俺の命令に従い、舐めながら自分の性器を弄ぶ。
俺は、別に彼女が他の女に抱かれてるのを見たい、というような倒錯的な欲望は無い。カップル喫茶であれハプニングバーであれ、そこに集うカップルや男性達は、俺達が楽しむための舞台装置なのだ。
もっといやらしい目で彼女を見てくれ
彼女の痴態を見ながらオナニーしてくれ
彼女に、卑猥な言葉を投げつけてくれ・・・・
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ピルを飲んでる彼女に、俺はいつも中に放出し果てる。
そのとき、彼女は俺のものだという所有欲・独占欲が満たされるのを感じる。
彼女は「中にいっぱい出して」とせがむ。
奉仕を悦びとする彼女が最後に求める褒美であるかのように。