Wikipediaより~
エリート(フランス語: élite、「選良」)とは、
社会の中で優秀とされ指導的な役割を持つ人間や集団のこと。
~Wikipediaより
エリートという言葉を聞くと、
多くの人は「世界はなんて不公平なんだろう」、
と嘆きます。
最初から選ばれているなんて、ズルい。
最初からすべてを持っているなんて、
なんでも出来る自由があって、
良い家に生まれて羨ましい。
きっと良い両親に恵まれていて、
ずっと良い教育を受けていて、
なんて不公平なんだろう。。。
さてさて、ここから少し昔の話。
エリートが生まれた時代、
エリートが生まれる前の世界へ・・・
そこはまだ、人々が世界の広さを知らなかった時代、
だけれど、その小さな世界がすべてだった時代。
道は無く、どちらに行くかで命を懸けた。
お金も無く、自然の恵みに生かされていた。
一期一会に喜び、旅の途中でも助け合っていた。
誰かを大切にすることの意味を知っていた。
短く、儚く、明日があるかも不確かな日々だった。
だからこそ、助けられることの嬉しさを知っていた。
そして変わらず、確かに喜びと笑顔はそこにあった。
草原に咲いた花のように、河原にそよぐ花のように、
雨が降っても、日照りが強くても、
何度も何度も、咲き誇っていた。
すべてが輝いていたわけではなかったけれど、
土に埋もれた宝石を見つけるように、
日常の中にたくさんの輝きを見つけられていた。
なにより彼らは、選択に迫られていた。
生きる為に、一生懸命で、
出会いと別れに涙した。
選び続けた彼らは歌った、喜びをメロディに乗せて、
選び続けて生き残った彼らは、生命の尊さを伝えた。
子どもたちは素直にそれらを受け取った。
時代が流れ、素晴らしさに囲まれた家族たちは、
互いの成功を称えあった。
彼らは人々から、畏敬の念を込めて呼ばれるようになった、
選ばれし者達と。
いつしか家族も分かたれ、
世の中は、統治者達に選択を委ねるように成った。
自分が足りないのは統治者のせい、
自分が苦しむのも統治者のせい、
自分が選択できないのも統治者のせい、
全部全部、統治者たちのせいだと謳った。
なので生き残った子どもたちは、
分かり合おうとした。
だけれど、世の中は、
騙されているといって、何も聞こうとしなかった。
それでも生き残った子どもたちは、
何度も何度も、分かり合う道を選び続けた。
どんなにあらぬ噂を立てられようとも、
どんなに罵倒されようとも、
どんな困難に出遭おうとも、
昔、伝えられた通りに選び続けた。
少しずつ、少しずつ、
世の中は変わり始めていた。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、
みんな気づき始めていた。
そうして分かたれた家族は、
大きな世界の果てまで広がり、
再会の喜びに魂を震わせた。
彼らは互いに名も知らずとも、
自分たちの繋がりを知っているだろう。
初めて出逢っても、
まるで幼い頃から一緒に育ったように、
ちょっと不思議な、でも自然な気持ちになるだろう。
何故なら彼らは・・・
Wikipediaより~
エリート(フランス語: élite、「選良」)とは、
社会の中で優秀とされ指導的な役割を持つ人間や集団のこと。
語源はラテン語の「ligere」(選択する)で、「選ばれた者」を意味する。
~Wikipediaより
まだまだ気づきは続いてく、
果てはなく、限りなく、
歩こうとも、立ち止まろうとも、
世界は回り続けてる。
ほなまた(゜∀゜)ノシ