スポットライト(映画) | 隠居生活

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日記・blog

 

予約していた映画を観に行ってきました。

 

2002年に、実際に掲載された記事を元に製作されているそうです。

 

興味を持ったのは他人事ではないからな~。

 

 

現代の日本は信仰の自由が当たり前で、

 

どんな国のお祭りも商業化しているので、

 

妄信的な信仰心に馴染みのない人も多いかもしれない。

 

 

今回の映画は、

 

カトリック教会における故意に隠された問題、

 

について言及しているんだけれど、

 

唯一神を崇める人達の信仰心は尋常ではない。

 

 

家庭や周囲の環境によって信心深さに違いはあるだろうが、

 

傾向として生活に困窮している家庭ほど、

 

その信仰心の強さは絶対的である。

 

 

宗教によっては、

 

物心すら育っていない幼子に大して、

 

信じられないものを信じるのが信仰と教えることもある。

 

 

良い人でなければ死ぬと宣告され、

 

神様はいつも見ていると怯えながら生き、

 

教えに反する言動があれば背教者であると迫害される。

 

 

そうやって育てられた子供たちにとって、

 

日本人の多くが持っている選択の自由なんてものは、

 

同じ日本に住んでいても、有って、無いようなものだ。

 

 

信仰を示せなければ存在を全否定される。

 

生きる意味だと教えられた信仰を捨てるのは、

 

今迄の自分という存在を殺すような想いだ。

 

 

何故逃げなかったのか、

 

自業自得、本人の問題、やる気がないんじゃない?

 

知らない人達は気軽に言ってくれる。

 

 

そもそも自由を選択する考えさえ、

 

浮かんだ拍子に打ち消されるよう刷り込まれている。

 

つまりは、当たり前の自由がないのだ。

 

 

大人になっても、その傷を抱え続けている人もいて、

 

誰にも相談できず、過去との葛藤で苦しんでいたりする。

 

そして周囲の人達は、あまりに理解がないなあと感じる。

 

 

知らないから関わらない。

 

関係ないから興味もない。

 

無関心であれば楽だから。

 

 

本当に関係ないのだろうか、

 

知ってしまっても何もしないのは、

 

無関心ではなく、愚行ではないだろうか。

 

 

まあ、ただの野次馬気分で、

 

スキャンダル・ストーリーを楽しむ人もいるかもしれないが、

 

当事者にとっては、この上なく解決したい社会問題だと感じた。

 

 

(´¬`)ネタが重暗いと書くのも疲れる。

 

 

 

コンビニでおにぎり買ったら貰えたw

 

ワンピース原作が久々に盛り上がってきそうなんだよね~

 

いい歳になっても夢のある話はワクワクするね(゜∀゜)