振り返る | 隠居生活

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日記・blog

ハリー・ポッターの最終巻が発売されたので


のこのこと発売日に買って先程読み終えました(´▽`)首痛い


ネタバレはしませんが個人的に十分楽しめましたw


6、7年前に1、2巻を一緒に買って読み耽ったのが懐かしいなぁ。



その頃の私は、本を読むのが苦手で


活字を見るだけで拒否反応を示してましたが


なんとか克服しようと児童向けかな?と思いつつも


興味を引かれ手に取ったのがハリー・ポッターでした。



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さて、これから自分の為に過去を振り返ってみます。


長いし、あまり読まれたくないので興味ない方は早々に閉じてください。


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私は、高校を卒業するまでいつも親の顔色を伺って


自分を押し殺して生きてきました。


やりたいこと全てに反対する片親を悲しませたくないと


自分の将来を蔑ろにしてきたのです。



やっと自分に足りないもの捨ててしまったものを


必死になって取り戻そうとしていた私は


なんだか子供の頃押さえつけられた夢を


代わりに解き放ってくれた気分になって本を読みました。



子供の頃から魔法とか箒に乗って空を飛ぶとか


現実逃避が大好きな子だったので


今思えば、親の束縛から自由になりたい気持ちを


幼心なりに表現していたのかもしれません。



人によって感じ方は異なるとは思いますが


有名な小説や人気のある空想の世界の中には


人が人として成長していく当たり前の過程が綴られています。


何かを克服したり、失敗して挫折したり


出会い別れを繰り返し成長して行く姿です。



殻に篭り続けて育った私には足りないものが


そこには詰まっていました。


もっと早くもっと多くのものに触れる勇気があれば良かったのにと


自分の愚かさを責めました。


実際、私は愚かでどうしようもない人間に育っていたのだと今でも思います。



でも、きっかけがなんであれ


それに気づいてしまったのだから


私は変わらなければならなかった、


親の育て方を言い訳にして立ち止まっていることは


自分自身も親と同じ人生を歩むこととなってしまう。



ついに私は逃げ出すことを止める努力を始めた・・・


今の私はどれだけ変われたのだろう


大切なものを守れているのだろうか?


もしかしたら、いつまでも私は愚かなままなのかもしれない。



でも、確かなのは今歩いている道が


誰かや何かの為とか、他のもののせいだとか、言い訳のない


自分を幸せにする為に歩いているという真実が


永遠の友になったのだと深く感じることが出来ます。



ハリーの物語が全てではありませんが、


私が歩き出す為に背中を押してくれた多くの出会いに、心より感謝しています。



どうか、出会った全ての人が幸せで満たされた人生をおくれますように


今だけはこの綺麗事が誰かの心に届きますように