父の看取りの時
たぶん母はもう副甲状腺機能亢進症の影響があったのだろう
何をしていいのかわからなくなっていた
父はそんな母を頼りにできず
私をいつもそばに置いておきたかった
少しの間・・食事とか愛犬の散歩とか
ちょっとだけ横になりたいとか
なかなかかなわなかった
母はそんな中、自分だけ休むのは悪いと思ったのか
この小さな中庭の草抜きをひたすらしていて
泣きたくなったよな、って思い出す

シュロチク、山茶花、南天、つつじ

今はなくなったけど槙の木もあった

 

飛び石、灯篭がふたつあったけど

ひとつは阪神淡路大震災の時に崩れた(右側)

 

右側の大きな石は金魚が入る小さなくぼみがある

今は蓋をしているけど

 

この大きな石は震災後、

砕いてLVを大きくしたかったらしいけど

砕けなくて、中庭なのでクレーンとか使って

運び出すとかしないといけなくてあきらめたらしい

 

南天はひょろひょろなんだけど

毎年赤い実をつけてくれてなんだかうれしい

 

母が庭にいるとすごくつらかったのに

父がミニトマトを植えてほしい

育っていくのを楽しみにしたいって言ったのに

枯らしてしまったのに

 

今はこの庭を少しづつ手入れして

今では山茶花もつつじもまた咲くようになった

 

今は自分の時間がなかなかとれず

今年は旅行も行けなかったし

病院もなかなか思うよう予約できなかったり

だけど

この庭で癒されるようになった

祖父や父の想いも感じながら