Googleニュースでたまたま見つけました。ちょっと興奮しているので乱文かも、です、すいません。
これらは日本語なので読みやすいと思います。また2023年4月6日に、国際学術誌「Science Advances」に掲載されました。(冒頭のHPから引用)とのことで、調べて見ましたら、現時点ですが最新誌
のニューロサイエンスの二つ目に掲載されています。
https://www.science.org/doi/epdf/10.1126/sciadv.ade5397
こちらの英文の方が日本語6ページに対して18ページということ、また厳密にタイトルが「GPCRを介したカルシウムおよびcAMPシグナル伝達は、心理社会的ストレスの感受性と回復力を決定します」と言っているので、更に掘り下げて理解することが出来ると思います。
村井教授の名前があることからこちらかと(京大の医学研究科で知っている先生←一方的にだけどw)。
☆注意:ただ、日本語論文の中に(引用します)、
3. 波及効果、今後の予定
今回の研究結果から、ストレスに強い脳と弱い脳の分子機構の一端が明らかとなりました。また、Fosの発現量を高める神経活動操作を施したマウスは、ストレスを受けてもうつ状態にならなかったという結果は、ストレスが引き金となって発症するうつ病や不安障害に対する治療法の開発につながる可能性があります。
しかし、ストレスは脳内の様々な場所の機能に影響を与えていると想定されているため、今回解析した脳の部位以外でも多くの異常が生じている可能性は十分に考えられます。また、うつ病や不安障害は単一の遺伝子のみで説明できる疾患ではなく、複数の因子が複雑に相互作用していると考えられています。今後は神経回路レベルでの解析やヒトを用いた多角的なアプローチにより、ストレスを受けた脳の全容解明
ならびにうつ病の予防・診断・治療法の確立に向けた取り組みを推進していく必要があります。
とあるので、複合的な病域に対してやっとひとつ解明した、というだけに過ぎないということも理解しないといけないようです。それでも、これだけ毎日毎日苦しいので、人筋の光だけでも患者には期待が持てて嬉しい事だと思います。
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