熊野神社や京大病院近くの自家製手打ち麺のラーメン屋さん、「らんたん」さんに行ってきました。
息子君ひとりで行けるようになってから行かなくなっていたんですが、前回息子君が「おばちゃん(大将の娘さん)がお母さん元気?って言うてはった」と帰るなり言ったのです。
昨日は娘ちゃんに奔走したので、今日は息子くんの依頼に応えて一緒に行きました。
店名の通り、照明はらんたんなので、オレンジ色に画像が飛んでしまいましたw カメラの専門家じゃないので分かりません、ごめんなさい💦
食べログにアップされた画像参考にしてください。
今回はいつものテーブル席じゃなくてカウンター席にしました。(混んでいたのもあって)
隅っことかコーナーが好きな私、今日はコーナーに椅子をずらせて座りましたw
息子君がどう座る?(どっちに座る?)と訊いてきましたが、このジャッキーチェンが気になってこの席にしましたw(なんでジャッキーなんだろう。。他の席にはありませんw)
かん水少な目のちぢれ面です。やわらかいスープ。懐かしい。。。。
京都に来てすぐの頃、一杯のかけぞば的な事をしてもらいました。そこがこのらんたん。
話始めて色んな事を互いにしって、大将は父と同い年だということが解ったり。どうしてそんなに優しくしてくれるのかと思ったら、屋台のラーメンになるまでも大変で、屋台引いていてもいじめにとかあったりして、大変で、やっと店持てた。。。とかいうのを聞かせてもらって。
それで、私たちの身の上を知って、当時いちねんちぇい(小学校一年生)の息子とお姉ちゃんとわたしで、一杯のラーメンと麦飯のオーダーを許してくれました。
それから遠慮がちに行くたびに、そのオーダーでOKしてくれて、まず息子君に食べてもらって、取り皿でお姉ちゃんが取って、それでも残ったら私がちょっと貰いました。
有難かったです。。。。
久しぶりに行って、今日は息子君がラーメン大と麦飯大を頼みました。今は大将の代わりにきりもりしているお姉ちゃん(娘さん)と久しぶりに声を交わして、一杯の掛けそば形式のオーダーをそうっと受けてくれました。ありがたい。。。
懐かしい味と想いに、幸せがよみがえってきました。
色んな厳しい事されたけど、こうやって優しくしてくれる人も確かにいました。とっても苦労された人がそうしてくれました。理解してくれました。有難いです。。。
お姉ちゃんは大将にますます似てきました。。。久しぶりに会ってビックリしましたw常連さん皆にそう言われるらしいですw
今は、アルバイトの女子学生さんとふたりで切り盛りしています。お母さん(おばあちゃん)は店番というか一番奥のテーブル席に位置を変えて鎮座されています。
じんわりじんわり、、、こみ上げてきました。
確かに頑張って生きてきた。。。。ここに来たときからずっと遠巻きに、あるいは頭の片隅に、覚えてくれている人と再会できた。
幸せと涙の味がしたラーメンでした。